過去は変えられる? アドラー心理学
過去の出来事によって、現在が決まる。そう思っていませんか?
アドラー心理学では、過去に縛られる生き方ではなく、
現在の目的によって、未来の行動が決まってるという考え方をします。
例えば、自動車事故を起こしてしまった。
だから事故というトラウマによって運転ができなくなった。
こう考えるのが一般的ではないでしょうか。
しかし、アドラー心理学では「運転をしたくない」という目的があるから、事故をしたという過去を持ち出してるという考え方をします。
過去に縛られない生き方です。
もし、過去に縛られるならば、事故を起こした人全員が運転できなくなります。
事故を起こしても、気を付けて運転しよう。
せっかくだから車を買い替えよう。
そのような前向きな考え方をする人もいるでしょう。
このようにアドラー心理学では、どのような過去があっても、過去に縛られず現在、未来を生きていけるという、考えです。
僕が好きなアドラーのフレーズに、
「人間は過去に規定されるほど脆弱な生き物ではない」
そういう言葉があります。
僕は、不登校・ひきこもりを経験しましたが、みなさんのおかげで、その経験を活かして講演活動を展開しています。
厳しい見方かもしれませんが、前を向ける考え方かもしれませんね。
参考文献 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
忙しいさなかに読んでくださり本当に嬉しいです。皆さまのサポートは今後の書く活力になります。よろしくお願いいたします。