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賞与の時期に思うこと

田中ひではる

 「資金を調達して適切に使う」
これは零細企業社長の大事な仕事の一つだ。
うちの会社では12月賞与で1400万円くらいが必要になる。コロナでお金がジャブジャブ撒かれたので今回は借り入れが必要なさそうだ。

 でも今期始めは利益がしっかり出る体制でいけると思ったのだが、後半ちょっと失速してしまっている。やはり良いイメージのままとはいかないようだ。

 一方現場の方はというと、みんな本当に頑張ってくれているので利益の許す範囲でしっかり支払いたい。僕は「あーしてほしい、こーがいいんじゃないか?」と言って回るだけでご利用者に直接サービスを提供しているのは当たり前だけど現場スタッフだ。
 ご利用者に必要なのは社長ではなくスタッフ。肩書きも資格も関係ない。賞与の時期にはそんなことをよく思う。

 医師だろうと看護師だろうと、ご利用者から嫌われたら元も子もない。ご利用者にとって肩書や資格など意味を持たないからだ。
 「僕にとても優しい人」「私のことをわかってくれている一番の理解者」。ご利用者にそう思ってもらえたら未経験、無資格だろうと関係ない。良好な人間関係が築けたのならそれが何より素晴らしいことだ。

 僕は会社員時代に賞与をもらったことはないから、その反動で今賞与を渡すことにはこだわっているのかもしれない。
 かといって元々勤めていた会社にはもちろん恨みはない、それどころか感謝しかない。
すべての経験が積み重なって今の行動に繋がってるんだなーとしみじみ思う。

 それと賞与を支払うとスタッフからありがとう!と言われるけどそんな偉そうなことはしていない。「資金を調達して適切に使っている」だけなのだ。

 

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