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使う言葉を選ぶ

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザー・テレサ名言

 これは僕にとって実態のある言葉として残っている。僕はそんなに介護職に向いていると思ったことはないし、専門的なサービス業の知識を持っているわけでもない。
 ただこの仕事が好きになり、一生懸命やっているっていう意識もなく人並みに出来るだけなのだ。

 そんな向いてない僕が気をつけていたこと、それが言葉だ。丁寧な言葉遣いではなく、どの言葉を使うかってところが重要である。
 簡単に言うと、ポジティブな言葉を使い、相手が聞きたくないであろう言葉を避けることだ。

 少し大人(30才とか…)になっていろんな人に会い、いろんな本を読んだりすると、自分の発する言葉がいかに重要かが説かれていることに驚いた。
 たったこれだけのことでこんなにも人は変わるのか…という意味で。
 「お客様に気に入られる自分」を演じていたとしても、続けていればもう演技ではなくなるようだ。

 反対に相手の言葉にも注意を払って聞くようにしている。特に一緒に仕事をする人の場合、ストレスなく仕事がしたいからだ。
 "今はバタバタしている" "できない、難しい" などの言葉を何も考えずに発する人には仕事を頼まない。たぶんそんな人は来月も再来月もバタバタしている。

 感謝の言葉は最高の効果を持っている。
"ありがとう" "あなたのおかげで〜"。
自分が働く場所は、そんな言葉が飛び交う場所でありたいと願う。まずは自分から。

短くて口に出しやすい言葉でも、心のこもった言葉はある。そんな言葉はいつまでも心の中に輝き続ける。

マザー・テレサ名言


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