【自己紹介】 他人の目を気にしてばかり。勇気がなかった過去の話
はじめまして!
プロコーチとして、コーチングを提供している藤井秀文と申します。
記念すべき初投稿をご覧いただきまして、本当にありがとうございます!
まずは自己紹介として、僕のこれまでの経験や葛藤みたいなところをお話しできたらと思います。
初投稿ということで、ちょっと気合いが空回りして長文になってしまったのですが、うまく掻い摘んで目を通していただけるととても嬉しいです^^
どうぞ宜しくお願いします!
「自己紹介」
いきなりですが、笑
僕は30代後半のいわゆる”いい歳の大人”なんですが、
これまでの人生を振り返ってみると
・いつも他人の目線を気にして
・自分と周りの人と比較して
・人から何て思われてるかを気にして
過ごしてきたなぁって思っていて😭
小さい頃はそんなはずじゃなかったのに、いつから気にするようになってしまったんだろうか。
そんなことを考えても答えは見つからないまま、ただモヤっとするだけが何年も続いていたんです。。。
遠回りして辿り着いた。「自分にだって出来る」と思えた瞬間
▶︎自分の性格、思考に劣等感をいだいてた過去
思い返せば、
中学生くらいの頃から自分の気持ちを隠し始めていただろうか。
その時はクラスの友達との関係性をうまく保たせることが最重要ミッションで、恐らくそれが自分の気持ちを隠すようになる”きっかけ”だったと思う。
当時のクラスでは『力が強いこと』が何よりも強さの証明で、サバンナ同様、弱肉強食の世界。笑
そして同じクラスには柔道県大会入賞のゴリゴリな男の子ががいて、その子がガキ大将として山の頂上に君臨していた!
そんなゴリ君(大将)に勝負を挑む度胸は僕にはなく、
いかに仲良く出来るか?
ばかりを気にかけて過ごす日々が始まった。
何よりも大切なのは、『僕の中学生ライフに危険が起きないこと』
そればっかりを気にしながら、顔色を伺ったり、気を使ったりする日々が続き、僕の【人目を気にする性格】は見事に形成された!!
そんな感じで中学校生活を過ごし、高校からは違う学校に進学をしたのだが思いがけないことが起こる!
それは、まさかのガキ大将に気に入られるという事態が発生したのだ。
(嫌なら遊ばなきゃ良いじゃん!っていう意見もあると思う。でもゴリ君の誘いを断ったら他の同級生からも嫌われるんじゃないかみたいな恐怖心もあって当時の僕には断れなかった)
そのため高校以降も定期的に遊ぶようになり、付き合いは20歳まで続いた。その間もどこかで「嫌われないように」という想いが常にあり、
”顔色を伺うスキルはどんどん伸びて、気遣い思考はどんどんエスカレート”していくのだった。
その後、21歳で僕は地元群馬を離れて上京をする。
夢にまで見た東京での暮らし、新しい挑戦と出逢いにワクワクだった。
でも現実はそんなに甘いものではなかった。(そりゃそうだw)
東京での暮らしはすごく刺激的であったが
特に仕事ではゴリ君よりも強烈な猛者がたくさん現れた!!
考えてみれば当たり前で、田舎の小さな村と東京じゃ人口が何倍も違う。
ここは日本の首都東京。暮らしている人たちのパワーが違う!
そんな中、僕はブラック企業が多いことで有名な職業No,1『飲食業界』へ足を踏み入れるのだった。
▶︎自分の実力の無さを目の当たりにし、苦労と戦いの20代
飲食業の経験は高校生アルバイトの「洗い場」のみ、それも1か月程度。
そんな経験値では役に立たないのは誰もが想像できると思うが、タイミングよく働きたいお店で求人が出ていたこともあって、採用してもらえることになった。
なんだか運だけは良かった。
(後になってわかったが採用予定の人がばっくれたため、その代わりで採用になったらしい💧)
仕事を覚えるのには苦労したが、今まで培ってきた『人目を気にする力』をフル活用して当時の上司には気に入ってもらうことができた。
職場の雰囲気が体育会系だったこともあって新しい仕事をどんどん任せてもらえるようになった!そして僕は少し調子にのっていた。
しばらく経って僕はアルバイトから正社員へとステップアップしたのだが、そこで自分の実力不足にぶち当たることになる。
まず、論理的思考力を全く持ち合わせていなかった・・・
ノリを気に入られてやってきただけで、
そんな状況になると、自信なんてものはどこかにいってしまい、
「どうやってうまく立ち回ろう」
という小手先の考えばかり考えるようになる。
そしてまた人の顔色を伺い、気を使い、いつの間にか自分の意見は薄れていく日々が続いていく。
しかし、中学の時はそれで良かったかもしれないが、社会はそれでは許してくれない。
理由は、それでは何の成果も生み出さないから。
至極当たり前のことだ。
今までノリでカバーできていたことが隠しきれないようになり、徐々に上司たちから”仕事できない認定”をされ、僕は扱いにくい部下になっていく。
そうなるともう大変!!
上司から怒られる機会は急増し、お互いの息が合わないのでオペレーションはぐちゃぐちゃになってストレス増加。
終いには、相手が働きにくいように立ち回ろうとしてみたりと、仕事をする上で本末転倒な状態であった。
この時は職場の人の顔色ばかりを伺いながら働いてた記憶しかない。。。
▶︎環境とひとに恵まれて、救われた30代
最悪の状態がずっと続くわけではないものの根本的な改善があったわけではなかったので、『普通→最悪→普通→最悪』を繰り返しながら時は過ぎていった。
その後何度か転職を繰り返し、29歳で外資系スタートアップ企業に勤めることになる。
ここでもタイミングがよく、採用をしてもらうことができた。
(運だけは良いかもしれない💧)
実力はどうであれ、数年間飲食業界でやってきた経験もあって、新しい職場ではリーダー職を務めさせてもらえることになった!
しかし体育会系で育ってきた僕には、体育会系の働き方しかわからなかったので、ゴリゴリと指示を出したり指摘をしたりというやり方。
それが自分に出来る唯一の方法であり、正しいと思うやり方だった。
しかし、自分の思いとは裏腹に後輩たちには響いてない。
むしろ全然届いてもいない!
そんな中でのリーダー職はなんとも苦しいものだった。。。
そんなある日、
社内の人材育成の一環でリーダー研修が行われることになった!
そこで初めて教わったのが「フィードバック」だ。
それは自分が認識していた指摘するフィードバックとは全くの別物で、
フィードバックには5つのステップがあるという概念だった。
そしてフィードバックは指摘するものじゃなく、感謝や優れていることを伝えることなんだということを学んで、僕の概念は180度変化した!
何よりも驚いたのは、
教わったことを実行してみると後輩たちへの響き方が全然違うこと。
伝えたいことがすんなりと伝わってビックリするくらいにパフォーマンスが高くなった。
これが僕が人材育成・対人支援をしたいと思うきっかけであった。
それからというもの、リーダー職でいくつかの店舗や開業に携わり、一緒に働くスタッフにも恵まれて僕はストアマネージャーへ昇格し複数店舗を経験。新規マーケットへの進出や、国内外100店舗の中で売上1位を獲得するまでに成長することが出来た。
【僕のターニングポイントと、僕が伝えたいこと】
ここまでお話ししたように、僕には力も実力もなく苦労してきた期間がたくさんある。
でも今は自分の可能性や得意とすることにフォーカスして、同じ悩みや苦労してきた人たちの力になりたいと本当に思っている。
僕は仕事の中で「人材育成」にやりがいを見出せたことがターニングポイントであり、その後も自分と対話をすることに、たくさん時間を使ってきた。
そんな自己理解プロセスに長い時間かけてやってきたからこそ、
僕が伝えたいのは、
「もっと早くこれをやっておけば良かった!!!」
ということ。
自問自答することや、家族からフィードバックをもらうことが間違っていたとは思わないが、コーチはクライアントの内省を促すプロなので、コーチングセッションをしていると自己理解は段違いで進んでいく。
(自分があんなに時間とお金をかけたのに、、、と少し悲しくなった💧)
自己理解が進めば、自分の得意や強み、好き嫌いが明確になり、自分の取扱説明書が完成する。
そうすれば、人と比べることは減って「私はこういうヒト」という軸が確立して自信を持つことができる。
人と比べてしまう思考、他人の目を気にしてしまう思考は大きく解消されるだろう。
▶︎最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
まさか4000文字近くの長文になるとは思わず、ここまで読み進めていただいた方には、大変感謝をしております。
僕のこれまでの経験を発信することで、誰かの課題を解決できたり、悩んでることに寄り添えたのなら、すごく嬉しいなと思ってnoteを書きはじめました。
気弱な僕にできたんだから、読者の皆さんにも必ず出来るし、僕よりもっとイケると思います!
この記事を読んでくださる皆んなを応援してます!!
ありがとうございました^^
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