見出し画像

【SYU.HOMME/FEMM】-History- 前編

みなさんこんにちは。

Hideboyです。

今回はタイトルの通り

【SYU.HOMME/FEMM】

のこれまでについてを書こうと思います。

以前の【経歴】という投稿を既にご覧になった方はご存知かと思いますが、吾亦紅で活動の傍ら、SYU.の方でもお手伝いをさせていただいています。

距離が誰よりも近いし、歴史を知ってる唯一の人間にあたるんじゃないかなきっと笑

なんかそういうのも理由かも。

SYU.での活動を通して沢山の事を学べたから今の自分がある。

特に、服を通した人の繋がりは人生の財産になっていますね。

取引先のお店のスタッフさんや、そこのお店のお客さん、職人さん、展示会に来て下さる方、きっと自分達以上に毎シーズンSYU.を楽しみにしてくれてる人達が沢山いる事を身を持って知りました。

東京での展示会が終わると、毎シーズン恒例"地方巡業"というカタチで、お世話になっているお店さんでの受注会を開催させていただいています。

地方から帰ってくると、

『何処どこのお店にはこんな子がいてな〜、ここのお店のスタッフの子がイケてんねんなぁ〜』

と、デザイナー自ら嬉しそうに話してくれる。

ダイレクトな良い体感が、結果的に数字に表れているのは言うまでも無し。むしろ毎回伸びているから気持ちが良い。

僕の事をタグ付けしてデザイナーがストーリーで上げてくれるので、何故か行った事無い地方で有名らしい。笑

それもあってかSYU.を着た方が、地方から東京に来た際に、吾亦紅で働いている僕に会いに来てくれるのがスゴい嬉しい。

初めましてだけど、良い服着て誇らしくてみんなパワーあるから、とんでもない地方巡業をしているんだなと思った。笑

そういうのもあって、僕も地方での受注会を体験してみたいって思って。それをちゃんと行動に移して、昨年の11月に大阪行ったんですよね(半分遠足気分)

実際にデザイナーが直々に説明して、お客さんとセッションしている現場に居合わせて感じるモノが多かった。

お客さん見てると、きっといつも以上にのめり込んでるし、目がキラキラして期待感と高揚感で溢れていた。そういったワクワクした空間がすごい心地が良い。

僕らは東京を拠点にしていて、デザイナーさんとの交流が広い分、日常の一部としてインプットされているけど、地方の方からすれば、半年に一回の行事だし、ましてやデザイナーさんという、言わば雲の上の存在みたいな人と話せる機会なんてまず無い。

話しを聞いてると、最近SYU. 知りましたー!って子も多い。

最初のシーズンから見ていますが、服作りからセールスから全てデザイナー自らやっていて、18awが大ヒットして世の認知が広がった。そこからは右肩上がりで街で着てる子も見かけるようになったし、SYU.自体が安定してきたのもあって、むしろ最近のコレクションしか知らない人も多い。

物事はストーリー。積み重ねた結果現状があるのは確か。過去をフィードバックしてみても、その瞬間瞬間は最高をやっていて振り返ってもやっぱりカッコいいと思える。その連続で今の最高がある。

SYU.のユーザーさんの顔が見えるからこそ、より内面的な部分を知っていただければ、服って面白い、着ている服への自信とか、そういうところを感じてほしいのもあり、このSYU.の歴史を書こうと思いました。

この内容を書くにあたって、デザイナーと話し合いフィードバックする時間を設けれたのも、今までやってきた事に対する自信にも繋がりましたし、何より最初はほんとに地道な道のりで、事務作業やら何やら色々経験して今があるので、読んで頂ければ、頑張り続ける事への勇気づけにもなるかもしれません。

前置きが長くなりましたが、ようやく本編。

僕もすごい気になっていた事。

何故SYU.をスタートさせたのか、、、

そこに至るまでの経緯とは。。。


ここから先は

4,931字 / 13画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?