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犬目線のスナップショットを撮影する

犬と散歩に出かけると、写真を撮りたくなります。

ペットの写真を撮るときには、目線の高さを合わせると良いとされますが、私は自撮り棒を応用したローテク装置で、写真を撮っています。

今回は撮影した写真と、その怪しげな撮影方法をご紹介します。

作例

まずは、撮影の成果です。

こちらは2年前の花見です(去年は残念でした)。
こんな感じで犬目線での写真を撮影できます。

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犬の顔の高さでいつでも写真が撮れるのが強みで、下のような一瞬も見逃しません。

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嬉しそうな表情に……

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疲れて、ひどい顔でふてくされている様子とか……

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おやつくれ~も。

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撮影方法

これらの写真は自撮り棒の先に付けたコンパクトカメラで撮影しています。

長年、富士フイルムの発色が好きで、7年間XQ-1を使い続けていますが、この種のコンパクトカメラは商品構成から消えたのが悩みです。

単焦点で妥協するか、取り回しを犠牲にミラーレスにするか、色の表現をあきらめて他のメーカーに浮気するか、この際スマホで我慢するか……。

期待以上の写真が撮れると、このままでいいやという気分になります。迷いの日々は、まだまだ続きます。

自撮り棒にはスマホ固定用のクリップが付いていますが、これを外すとカメラ標準サイズの取り付けネジが出てきます。
このネジに、90度折れ曲がるカメラ用の自由雲台をはさむと、180度向きが変わり、下向きの自撮り棒でカメラを使えます。

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撮影中はこんな感じで、犬の目線までカメラを下げられます。

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ノーファインダーでの撮影のため、向きも距離も勘。飽きるまでリモートレリーズのシャッターボタンを連打します。

こんな方法なので、20枚中19枚は失敗します。
例えばこれ。傾いているし、影が写り込んでいるし、表情は悪いし、背景はごちゃごちゃしているし……それでも犬がいるだけ、まだマシです!

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奇跡の1枚を発掘したときは感動ですが、下ように惜しい写真が見つかったときは悔しさでいっぱいになります。
桜の花びらの匂いを確認した直後の偶然ですが、奥の柱が主役になった痛恨の1枚です(マニュアルフォーカスでの真剣勝負ではありえない失敗)。

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散歩がメイン

散歩中に写真を撮るとは言っても、自撮り棒をかざすだけなので、あくまでも散歩を主役にできるのが良いところです。

犬と一緒に走って、こんな写真を撮ることもできます。

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もうすぐ春。
犬と一緒に散歩を楽しみたいところです。