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逃避の散歩 95.小平市5駅ラリー

西武新宿線の小平駅を降りて東口のロータリーに出る。

吉祥寺から多摩湖自転車歩行者道を使って多摩湖まで歩いたとき(32回)にこのロータリー前を通過した以来だ。この駅で乗り換えをしたことは何度かあったが下車は初めてだ。

雨が降りそうなあいにくの曇り空だが、これから立川で映画を観る前の時間潰しとしてこの小平市内にある通過したことがない鉄道駅を通過して行こうと思う。以前にこの駅と花小金井駅の2つは通っている。グーグルマップで調べてみると、残り5駅で1時間35分あれば歩けるらしい。

この小平駅からウォームアップし、ルートは以下の通りに通過する。

西武多摩湖線青梅街道駅→JR新小平駅→西武国分寺線小川駅→西武国分寺線鷹の台駅→西武国分寺線一橋学園駅

まずはロータリーから小平駅南口交差点を渡り、あかしあ通りに入って南下する。ルネこだいら(小平市民文化会館)前を通過すると、巨大な丸ポストのオブジェ(トップ画像参照)が目に入る。

そういえば、西武拝島線の東大和市駅から西武立川駅まで歩いた時(78回)のことだ。東大和市駅の南側にある遊歩道が東大和市と小平市との境になっており、そこに丸ポストと「丸いポストのまち こだいら」と書かれている看板が気になったので、後で検索してみた。

都内の自治体で丸ポストが最も多くのが小平市だそうで、同市の観光協会がマップを作成している(リンク)のがわかった。それだけの話。

信号を2つ越えて9分経過、仲町交差点を右折して毎度お世話になっている青梅街道に入る。それから7分後の16分が経過し、小平消防署西交差点を越えたところで「踏切あり」の道路標識が見えてきた。ということは、もう次の駅は近い。

次の小平市役所入口交差点を越えると、西武多摩湖線の踏切が見えてきた。この単線の踏切を渡ってすぐ、青梅街道駅前交差点から右のところに最初の駅がある。

19分経過、西武多摩湖線青梅街道駅前を通過。このまま青梅街道を西へ進んでいく。

22分経過したところで小平警察署入口交差点を通過する。事前にグーグルマップでルート確認している時に、この交差点を左に入って南下する通りの名称は「警察通り」というのを知る。だからどうだというわけでもないが、身も蓋もないなと思っているうちに小平郵便局入口交差点を通過。

同交差点を越えてすぐ右側にロータリー、その奥に次の駅が見えてきた。

25分経過、JR新小平駅前を通過。

この駅を通るJR武蔵野線は西武国分寺線の線路と交差するところで地下に入り、この北の秋津駅の近くで地上に出る。

再び青梅街道に戻る。30分経過し小川町東交差点のところで左側から府中街道が合流するが、すぐ次の小川西交差点で都道17号・府中街道が右へ流れる。ここで青梅街道とはいったん別れ、府中街道に入って北上する。

38分経過、小川駅東口交差点に差しかかる。この交差点のいまいる場所から対角線上にあるのが、ブリヂストン技術センター。この先を進むと工場が見えてくる……とグーグルマップで事前に確認していた。というか、こんなところに工場があったのか。

都内の各市を歩くと、「外から工場見学」が増えて意外と楽しいな。感心している場合ではない。この交差点を左折して駅へ向かう。

そういえば、駅名や役所などの後ろに「~入口」とか「~東口」と書かれている交差点は、そこからその場所まで意外と距離あることが多い。平気で数百メートル歩かされることもざらだ。で、やっぱりこの交差点から駅までちょっと歩く。

40分経過、西武国分寺線小川駅東口前に到着。ここで少し水分補給の小休止をする。そしてこの階段を上って自由通路を渡り、西口側へ移動。

西口はロータリーもなく、下りてすぐ右側に折れて商店街に出て道を南下する。事前のグーグルマップ調べによると都道131号・小川停車場線というそうだ。47分経過したところで小川駅から分岐して西へ延びる西武拝島線の踏切を越える。この次の駅が東大和市駅だ。

50分経過、青梅街道に戻る。左を見ると踏切があるので、いったん横断歩道を渡って歩道を変えてからその手前を右折する。ここはグーグルマップの案内に従ってみる。それで住宅街の細い路地を進むことになり、本当に大丈夫か不安がよぎる。

路地から左を見ると、歩行者と自転車しか通れない踏切がある。これを渡るようだ。

電車が通過し、踏切を渡って狭い路地を抜けると市立小平第一小学校前に出る。そして右折して南下。56分経過したところで小平一小南交差点を右折。また線路を渡ってすぐの角を左折し、たかの台駅通りに入る。道は緩やかな勾配の下りとなり、最初の横断歩道が見えるところから上りとなる。

坂を上り切る寸前で右側にロータリーが見え、その奥の右側は商店街、左側には駅舎が見える。

1時間経過、西武国分寺線鷹の台駅前を通過。残る駅はあと一つ。

このまま通りを南下し、鷹の橋を渡って左折し踏切を渡ると土の遊歩道となっている玉川上水通りに入る。ちなみに、この通りを逆に西へ進むと東大和市駅近くの野火止用水歴史環境保全地域(松の木通り)と合流し、東京都水道局小平監視所の前を通過する。

また、井の頭橋から井の頭公園までの緑道(77回)も同じ道だ。

1時間7分経過、久右衛門橋交差点で信号待ちをする。ここで再び府中通りをと交わり、横切ることになる。

1時間11分に人道橋の鎌倉橋を渡り、北側の道へ移動する。ここで土の遊歩道から外れ、外側の舗装されている公道を歩くことにする。近くの案内標識によると、一橋大南通りというそうだ。

1時間17分経過したところで、学校のグラウンドのような場所が左側の柵越えに見える。少し路肩の端で立ち止まってグーグルマップを見ると、ここが一橋大学の小平国際キャンパスだそうだ。一橋大学といえば、メインのキャンパスとなる国立キャンパスを以前通過している(72回)。

ついでなので、正門前を通過してみるか。軽く位置と道を確認する。

キャンパスから南東の位置にある商大橋の前を越えたあたりで少し道が細くなり、すぐの角に円形ポストと平櫛田中彫刻美術館の案内看板がある。これが目印に角を左折する。

平櫛田中彫刻美術館の出入口前を通過して道なりに住宅街を進んでいくと、左側がキャンパスの柵になり、横断歩道に差しかかるところで正門が姿を見せる。

1時間23分経過、一橋大学小平国際キャンパス正門前を通過。この正面に延びる一ツ橋通りから市役所西通りに向かう。

通りに出る手前で三角地が見える。さっきグーグルマップで検索した結果で知ったが、旧一橋大学駅前広場というそうだ。細かいことは後で調べよう。

商店街となっている通りを北上すると、駅舎が見えてきた。

1時間27分、西武多摩湖線一橋学園駅南口前に到着。これで今回の目的は達成。信号や踏切での待ち回数が少なかったこともあり、歩きやすかった。

まだ時間あるし、雨もまだ降らなそうなのでこの道を南下して国分寺駅まで歩こう。グーグルマップで調べたら線路沿いを2.5キロメートル進むだけだ。30分くらいで着くだろう。さっき通った道を少し引き返すが、目的外のちょい足し歩きなので、まあいいか。

雨が降る前に着くのを祈りながら歩き始める。旧一橋大学駅前広場前をまた通過して5分経過、桜橋を通過して玉川上水から離れる。橋を渡った先の小平佐倉橋交差点で交わるのは何度もお世話になっている都道7号・五日市街道だ。

15分が経過したところで、歩道橋と踏切がある国分寺三小前交差点を通過。ここで国分寺市に入る。予想時間から察するにすでに行程の半分を越えている。そして、雨がぽつりぽつりと降り始めてきた。歩を早めよう。

23分経過したところで、西武国分寺駅の多摩湖線ホームが見える踏切に差しかかり、雨の降りも強くなってきた。さすがに折り畳み傘をバッグから取り出して差す。駅の改札口まであと少しだったので、何か悔しさを感じる。

踏切を渡って奥の道を進み、北口の入り口となるミーツ国分寺の前に出る。この建物の正面からではなく、少し坂を下った西側の階段から自由通路に入って改札口まで進む。

25分経過、国分寺駅西武線改札口前に到着。

時計を見れば、頃合いの時間で着いた。隣に改札口があるJR線に乗って立川へ行くとしよう。