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逃避の散歩 170.武蔵境通り

京王線調布駅中央口から旧甲州街道(167回)に出て府中方面へ徒歩6分。下石原一丁目交差点に来た。

この交差点を境に、来た方向から見て左の南側が都道19号・鶴川街道の終点、右の北側が今回歩く武蔵境通りの起点だ。武蔵境通りはこの調布市から三鷹市、武蔵野市、西東京市の4市をまたいでいる。

西側の横断歩道へ移動してスタート。小田急バス調布消防署前停留所を過ぎて交差点を一つ挟み、4分に国道20号・甲州街道との交点となる下石原交差点を渡ると早くも都道番号は19から12に変わる。電気通信大学の西側を通り、電通大学生寮前停留所がある交差点を過ぎたところから右へカーブ。

そこから二つの交差点を隔てて富士見町住宅前停留所を過ぎると、11分に中央自動車道の高架下を抜けて富士見町高速下交差点、富士見町三丁目交差点と連続して抜け、その先のざか停留所がある辺りから自転車用通路が整備された広い歩道に変わる。

事前の調べによると、いま歩いている西側の歩道は案内標識がないもののざかばし南交差点から三鷹市に入っている。右へカーブしつつ14分、野川に架かる御塔坂橋を渡ると乙坂橋交差点をスタートラインに上り坂となる。左へ緩やかにカーブしつつ、大沢四丁目交差点を過ぎると調布市に戻る。

深大寺入口交差点と深大寺入口停留所を経て、神代植物公園南交差点から右へカーブする。そういえば、深大寺入口交差点で交わる深大寺通りとこの先にある神代植物公園北交差点で交わる神代植物公園通りは、都道121号・三鷹通り(146回)とつながっている。

22分に神代植物公園交差点、23分に神代植物公園前停留所、神代植物公園北交差点と一気に通過したところで坂上になり、長い直線となる。深大寺北町停留所と植物公園前駐在所北交差点、浅間神社前交差点、さん停留所、調布北高校南交差点を過ぎる。

調布北高校前停留所と調布北高校前交差点を過ぎた34分に、三鷹市の案内標識がやっと現れる。その先の都道14号・東八道路との交点となる野崎八幡前交差点を36分に渡る。

都道110号・人見街道(141回)との交点となる野崎交差点と野崎停留所、そして二つの交差点と配水場前停留所を経て44分、大きい給水塔が印象的な上連雀給水所がある三鷹配水場前交差点、続けて山中停留所と山中交差点から三つの交差点を過ぎる。

御塔坂橋を過ぎてから実感しているが、信号で足止めされる交差点が少ないこともあってスムーズに進む。だが、角に差しかかったら車の出入りに気を付けなければいけない。

50分、都道134号・連雀通り(143回)との交点となる塚交差点に出る。行程の中間点に位置し、この交差点から先は都道12号・新武蔵境通りの起点となる。今回は左折して連雀通りとの重複区間に入る。新武蔵境通りも機会を見つけて歩こう。

上下4車線の広い道から上下2車線になり、塚停留所、井口コミュニティ・センター北交差点、井口・日赤入口停留所と武蔵野市のコミュニティバス「ムーバス」の井口一丁目停留所の前を過ぎ、日赤病院南交差点を右折する。ここで連雀通りとの重複区間を離れ、道幅は2車線のままさらに狭くなる。

富士見通りとの交点となる武蔵野消防署武蔵境出張所前にある最初の信号を過ぎる56分、案内標識はないが武蔵野市に入る。武蔵野赤十字病院前を経て血液センター前交差点を過ぎたところで下り坂になる。づき大社の前辺りで坂下になる。

そこから交差点を二つ過ぎ、JR中央線の高架下をくぐり抜けた先の交差点を左折。線路沿いに進んで1時間5分に西武多摩川線(34回)の始発駅でもある武蔵境駅北口前を通過する。そのまま横断歩道を渡り、関東バスの5番乗り場前の角を入って武蔵境すきっぷ通り商店街(トップ画像)を進む。

グーグルマップによるとこの商店街が本線となっていて、北へ一方通行の車線となっている。車両侵入用にスロープが付いているとはいえ、アーチ前は段差がある。前の道は東へ一方通行となっていて自分が歩いた側から自動車は進入できないようになっている。

自動車の通行制限区間があることで、歩きだからこそできる進み方ができるのはいかにも都道らしい。他に同じような区間があることで印象的なのは都道427号・瀬田貫井線(137回)の豪徳寺商店街か。あの商店街は一方通行の上に道幅も狭い。

2分ですきっぷ商店街を通り抜けて交差点を渡る。交差点を一つ経て武蔵野二小入口交差点、そこから信号を一つ越えたところで上り坂となり、玉川上水に架かる桜橋を渡り、境浄水場前にある桜橋交差点と桜橋停留場を過ぎる。ここからは関東バスと西武バスの路線となる。

関町一丁目停留所を経て1時間18分に都道7号・井ノ頭通りとの交点となる境浄水場西交差点を渡る。この交差点を左へ200メートルほど行くと、都道253号・保谷狭山自然公園自転車道線(32回)の起点がある。逆に右へ進むと途中で中央通り交差点で三鷹通りと交差し、28分で吉祥寺駅前交差点に着く。

本題に戻ろう。関町四丁目停留所を経て都道7号・五日市街道との交点となる柳橋交差点を渡ると案内標識はないが西東京市に入る。ちなみに、この広い中央分離帯は千川上水の暗渠となっている。同暗渠は吉祥寺通り(163回)の石神井西中前交差点を通っている。

岩倉高校グラウンド前停留所で西武バスのみの路線に戻り、柳橋北交差点を過ぎた辺りから少し左へカーブし、抜けた先の至誠学舎東京前停留所から、田無工業高校西交差点、田無四中東交差点を通過する辺りは直線となる。

そこから少し右へカーブしつつ向台町一丁目停留所がある市立向台公園の前を過ぎた先の交差点で道が左右に分岐する。

交差点の手前に案内の看板があり、それによれば右が西武池袋線ひばりヶ丘駅(115回)方面、左が西武新宿線田無駅(115回)方面と記されている。武蔵境通りの案内標識が見えるので、進むのは左側となる。

交差点を一つ越えると右へカーブし、それを抜けた次の交差点で左へカーブする下り坂になる。富士見橋停留所を過ぎると坂下になり、交差点を一つ経て石神井川(145回)に架かる富士見橋を渡る。そこから上り坂となり、信号のない交差点を過ぎる。以前はここを右折したが今回は直進する。

坂上に来た1時間36分、西武新宿線田無駅東側の踏切で電車の通過待ち。遮断機の竿が上がり、渡って右へカーブしながら同駅北口バスターミナルの東側を抜ける。

4車線道路から田無町一丁目交差点から2車線道路に変わった都道5号・青梅街道との交点となる田無町交差点を過ぎると、急に路肩が狭くなる。そして信号のない横断歩道の辺りで最後のバス停となる中央通り停留所を経て交差点を一つ越えると、終点が見えてくる。

1時間42分、都道4号・所沢街道との交点となる終点に到着。左側には以前市内駅ラリーで西武池袋線ひばりヶ丘駅へ向かう際に通過した、都道5号および245号・新青梅街道との交点となる北原交差点がある。

これから、立川へ映画を観に行くので、ここからの最寄り駅である西武新宿線田無駅へ向かう。このまま踏切前まで引き返し、そこで右折するだけだ。

6分で西武新宿線田無駅北口に到着。記憶が確かなら、この駅から乗るのは初めてだ。また下車をしたことはまだない。検索してみると乗り換えは面倒だが、小平駅で西武拝島線乗り換え→萩山駅で西武多摩湖線乗り換え→国分寺駅でJR中央線乗り換えが一番早いそうなのでそれに従おう。

これから観る映画、そんなに期待はしていないけど面白いといいな。

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