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読書レビュー;「伝え方が9割」佐々木圭一⭐︎感動的な言葉は作れる⭐︎

皆さん、こんにちはー!!

ひこまる、大学院の発表終わりました!☺️

めっちゃ、褒めてもらった!


やったね!笑

今後は、もっともっと、成長していくぞー!
何卒、応援よろしくお願いします!


突然ですが、皆さんの長所はなんですか??

ひこまるは、人の良さです!
なんか、
「第一印象は良い」ってよく言われます!

(褒め言葉か怪しいですが、、、笑)

しかし、残念ながら、文章書くのはそんなに得意じゃないんです。
コロナ自粛になり、人と会ってしゃべることが減って
LINEやメールといった文章でのやりとりが増えました。

あれ、、、?
これじゃ、ひこまるの良さを活かしきれない!?
(アホですいません。笑)

そう思っていると、
Twitterをフォローさせていただいている人から
こんな本をお勧めしていただきました。

それが、佐々木圭一さんの「伝え方が9割」です。

著者の佐々木圭一さんは、世界中で賞を獲得する一流のコピーライターです。

佐々木さんは、大学で機械工学を学んでいました。

しかし、人に何かを伝えるのが苦手で、「うまく伝えられるようになりたい」という気持ちをずっと抱いていたようです。

その後、
「言葉をたくさん生み出す広告代理店に入社しよう。その様な環境にいれば、少しずつ伝えるコツがわかるようになるのではないか」という考えから、
大手広告代理店に入社します。

しかし、予想外なことに、本人が配属された部署はコピーライターの部署でした。

お酒が飲めないのに、バーテンダーになったようなものです。
蕎麦アレルギーなのに蕎麦屋を始めたようなものです。(p.29)

そんな苦しい仕事を続ける中で、体重が10 kg増加。


いやー、、、辛すぎますよね、、、😢
ひこまるが何かの間違いで、
コピーライターの職に着いたと想像するとゾッとします、、、笑

佐々木さんは、そこから鬼のように感動する言葉について学びます。
そして、ノートに心に残った言葉を書きためていくうちに、その中から共通する法則を編み出したのです。

それが本書で紹介されている、「人を感動させる言葉を作る方法」です。


以下は、本書に出てくる心を動かす言葉の例です。

「死ぬことに意味を持つな。生きるんだ!」金八先生
「ちっちゃな本が、でっかいこというじゃないか」講談社文庫の広告
「高く、硬い壁と、それに当たって砕ける卵があれば、私は常に卵の側に立つ」村上春樹

「技術がある」とは、言葉の作り方は体系化されていて、実践できるということです。

感動する言葉も、人に「イエス」と言わせるお願いの言葉も「作り方」がありしっかりと真似すれば誰でも作ることができます。

このコラムでは、私が印象に残った、「お願いの言葉」にスポットを当てて紹介します。

心を動かすコトバは作れる。
料理のレシピのように。(p.36)

こんな人にお勧め

・言葉を伝えるのが苦手な人
・読みやすい文章を書きたい人
・お願いを聞いてもらいたい人

「イエス」に変えるの3つのステップ

本書によれば、人間は1日に平均して22個のお願いをしているようです。
どのようにしたら、お願いに対して良い返事をもらえるのでしょうか?

以下が、お願いを「イエス」に変える3つのステップです。

1 お願いをそのまま言葉にしない
2 相手の頭の中を考える
3 メリットと一致するお願いを作る

えっ、お願いって言葉にしちゃダメなの?
相手の頭って何??
一致、、、??

もう少し詳しく見てみましょうか(笑)

例えば、

「レポートの提出、延期してください。」

というお願いがあったとします。

ひこまるは、大学で学び始めて6年目ですので、
これが”絶対却下されるお願い”であることを知っています(笑)

ですが、こういった提案をしてみたらどうでしょう。

「クオリティを上げたいので、粘ることできませんか?」

これでも延期してもらえるかはわかりません。
ですが、自分が教員だった場合、
きっと、こっちの方が言われて良い印象を受けます。

この違いは何なのでしょうか?

これは、「相手の頭の中(メリット)を考えているか?」の違いであると本書にあります。

大学の教員からしたら、「つまらないレポート」を提出されるより、「学生が頑張って書いたレポート」のようが、読みたいはずです。

ならば、相手が喜ぶことを提案することによって、相手の返答が「イエス」となる確率が高くなるのです。


なるほど、、、
確かに、お願いは基本的に、自分のメリットしか考えず言ってしまいます。
だからこそ上手くいかない時があるのですね。

相手のメリットを考えた上でのお願いならば、形式的に、win-winの関係になりやすい。
非常に参考になります。


でも、この方法結構難しい、、、
いつも相手のメリットが明確にわかるわけではありません。

もちろん、本書にはもっともっと丁寧に言葉を作るプロセスが描かれています。
でも、こんなこと今までやってこなかったし、ひこまるでもできるのでしょうか?
めっちゃ時間かかりそうだし(笑)

はじめは丁寧に、レシピの通りに
注意していただきたいのは、はじめは意識して作ることです。初めて作る料理のように、まずはレシピ本の通りに手順を追って作ることを大切にしてください。2回、3回と積み重ねるとそれが無意識に作れる時が必ずやってきます。
計らなくても塩の量がわかるようになるのと同じように、コトバを意識しないでも自然と作れるようになります。まずは信じて1週間意識して使ってみてください。

これ読んだ時、すごい納得しました。

初めてやることはもちろん大変です。
しかし、この方法がマスターできたら、絶対に自分の大きな力になると感じました。
ひこまるは、お願いがいっぱいあるので、早くこの方法に使いこなしたいな(笑)


7つの切り口

先ほどの3つのステップ、最も難しいのは、
「相手の頭の中を考えること」だと思いました。

お願いをそのまま言わない → 言わないのはいける
メリットとお願いの一致 → 相手のメリットが、わかっていれば一致できそう

うーーーん、そう考えるとやっぱり2番目がネックになってくる気がします。


しかし、安心してください!笑
全部、本の中に書いてありました!

本書では、相手の頭の中を想像するための道具として、「7つの切り口」を提示しております。

7つ、、、全部書くと文字数すごいことになりそうなので、私がもっとも使えると思ったものを3つ簡単に紹介します。

1 相手の嫌いなものを利用すること
2 認められたい欲を利用すること
3 チームワーク化を利用すること

相手の好きなことを使う方法は、想像しやすいと思うので、省きました(笑)

一つずつ詳しくみてみましょう。

1つ目は、相手が嫌いなことを回避する心理を利用する方法です。

自転車をおかないで

自転車駐輪禁止の看板があっても、たくさん自転車が放置されている場所ってありますよね。

ではどのような言葉に変えれば、自転車は無くなるのでしょうか?

ここで、相手の頭の中を考えます。

自転車をここに置く理由は、便利だからだろう。
きっと自転車無くなったら困るよね?

そしてステップ3で相手のメリットと一致するお願いを書きます。

ここは、自転車廃棄場所。
ご自由に置いていってください。

絶対、こんなところに放置したくない(笑)
捨てられたら困ります(笑)

このような看板に変えることによって、自転車の放置がなくなるのです。

これをしっかり使えるようになったら、凄そうですよね☺️

さて、長くなってきたので、残り二つはトントンと進めましょう(笑)

2 認められたい欲を利用すること

例えば、部下に残業をお願いしたいとき。

残業できる?

きっと相手は嫌な気持ちで終わります。

「君の企画書がすごく刺さるんだよ。お願いできないかな?」

こう言われたら、すごく気持ちいいですし、断りにくいですよね。

この本を読めば、部下に残業させる術すら、身につけるができるのです。
これから新入社員となるひこまる的にはあまり喜べませんが、、、笑

3 チームワーク化を利用すること

例えば、子供に勉強をさせたい時、

勉強しなさい!

うーん、微妙ですよね。
そうではなくて、

一緒に勉強しよう。

この一言だけでよいそうです。
一緒に勉強しようと言って、子どもが勉強する中、同じ場所で好きな本を読んでいるだけでも黙々と勉強をするようになるそうです。

人間は元々、仲間を必要とする生き物であり、
「自分たちはチームだ」ということを伝えるのが大切なんですね。


少し話は変わりますが、ひこまるは塾で勉強を教えています。

ある生徒は、YouTuberの水溜りボンドさんが大好きすぎて、宿題がやってこれない子でした(笑)

生徒にお願いする時、

先生は、水溜りボンドたくさん見てくるから、〜くんは、宿題やってね。
次回は、お互いに感想共有しよう!

と言ったことがあります。

びっくりするほど、ちゃんとやってきてました(笑)


まとめ

いかがでしたか?

正しいお願いの方法を使うことで、「イエス」を引き出すことができるのですね。

本書は、すぐに行動に移せる知識がとても多く、また非常に読みやすい本です。
とてもお勧めです!

「伝え方を学ぶ本が読みやすい」って凄く説得力がありますよね(笑)

本当は、「強いコトバを作る方法」も紹介したかったのですが、ちょっと文字数が多くなりすぎて、、、笑

ぜひ、興味がある方は、実際に購入して読んでみてください。

ありがとうございました。

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