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起業して、自社HPを制作するということ

大手広告代理店を退職し、クリエーティブエージェンシーである(株)ASTERISKを立ち上げて早1年半が経ちます。
やっとHPが完成、公開になりました。

「え?HP制作なんて一番最初にやるんじゃないの?」
と思われる方も多いと思います。
もちろん、早いうちにHPを作った方がいいとは思います。僕の場合、めんどくささが先に立ってしまい、なかなか制作に入れませんでした。
つまり、そこまで必要としていなかったのかもしれません。

では、自社HPは何のためにつくるのか?
から、考えてみたいと思います。

そもそもHPは誰が見るのか?
モノを買ったり、サービスを買ったりするお客様が、HPを見て、他と比較して買う。よくある消費行動です。ただ、売り手からみると、他に販路があれば、HPに頼らなくてもいいわけです。
僕の場合、売り物は「広告の企画」だったり、「イベントやキャンペーンの設計」だったり、もしくは、「インテリアや建築の設計やアドバイス」だったり。そして、そして、僕がラッキーだったのは、前の会社を辞めてから、いくつかの仕事がそのまま継続したこと、さらに、「新しい仕事」も、それまでのコネクションから依頼が来たこと。

なので、この一年何をやってきたかというと、
そういった「これまでの自分」を知っている、かつ信頼してくださるお客様に「頼んでよかった」と思っていただけるパフォーマンスを発揮すること。
それが、何よりもプライオリティーの高いものでした。
なので、HPをつくって、それがうまくいって仕事のオファーが来たとしても、自分がどのくらいのキャパシティーがあって、どのくらい新規の案件にパフォーマンスよく応えられるのか?という確証がなかったし・・・という言い訳を自分の中でしたいたというのも、ここまで公開できなかった理由かもしれません。

では、なぜ今になってHPを公開するのか?
これまでのコネクションはもちろん、せっかくだから「新しいお客様」とも一緒にやりたいな!そして、これまでとは違う形で仕事が生まれるっていうのは、どういうことなのかということを確かめてみたいっていうのもあります。

もちろん、この一年半でも新しい方々とお仕事をしました。
もしかしたら、これまでも僕がどんな人間で、どんなことができるのか?を知りたくて、ASTERISKのHPを探してくださった方もいたかもしれません。
信用できるか、できないかわからない人と仕事するのって、勇気要りますもんね。
大変大変失礼しました。

ASTERISK、自社HP公開です。
どうぞよろしくお願いします。

ナカムラ ヒデ

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