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【8bitBRAIN】8月8日はハチブレの日

8bitBRAIN というボーカルユニットをご存知でしょうか。


結成5年目というわけで #ハチブレの日 も5回目。

私が関わったのはたった2年ですが、
この2年間はとても濃密な2年間を過ごさせてもらいました。

今回は軽くその思い出話をしたいと思います。

ただの自分語りなので過度な期待は禁物です。
適度に暴露もしますけどね
含笑

序章

2018年。半年ほど
寺島惇太くんと井上雄貴くんのYouTube番組のバイトスタッフとして参加したのですが、冬コミの時点で当時のiphone修理屋の仕事を退職することを
そっちの上司に明かしていました。

ここで後にショコラティエ&志波姫、及びElectricGirlのマネージャーになるM川くんと出会っています。ほとんど話してませんが。

2019年2月。無事退社いたしまして、
その上司から藤田恵名さんのインタビューの文字起こしを依頼され
そのついでにライブへ招待されました。

その藤田恵名さんこそ、【スーパーリアル麻雀P8】の主題歌歌唱者。
私と8bitBRAINの所属する事務所との関係が生まれたのがここです。

藤田恵名さんとサリさんが懇意であるということは知りませんでしたが
なんだか数奇ですね。

2019年3月。
その事務所が社長を残し社員が一人も居なくなったということで
紹介されました。
私はすでに次の就職先(造型師デザイン補助)が決まっていたので、
あくまで臨時という形でお伺いしたのですが
どうやら上司がそれを伝えていなかったらしく、直接面談へ。

その社長がex-midnightPumpkinでありCHERRYBLOSSOMのベーシスト。
面談時は知りませんでしたが、Twitterでフォローした際に発覚しまして。

まずは現場を見に来てほしいということで
いわゆるCmajorPartyへ招待されたのですが
ぶっちゃけそこにいた20人くらいのアイドルより
ミッパンもチェリブロも音源全て揃えていたので
社長と会うほうが緊張しましたよ。

出逢い

面談時に「好きな音楽は何?」という質問をされ
「ヴィジュアル系です。まぁバンド系全般ですね」と答えたら
「じゃあアイドルは聴かない?」と問われた際に、ここで
PassCodeとBiSHだけは聴いてます」と答えています。

すべてはここで決まったのかもしれません

前述のイベントにも出演していた8bitBRAINと初めて対面し
「次のワンマンから入ってもらう」と紹介していただき
軽く挨拶だけを済ませました。

そのときのメンバーは、試すように私を……
ということはなく、明るく元気に挨拶してくれまして。

Koyokaさん、マリーさん、菊地さん、汐川さん。
まだアンズさんとサリさんは加入していません。
第一印象は、なんていうか、若ぇなぁ。キャピキャピしてる。
(後に年齢を知ってそんなに若くもなかったのですが←)

2019年3月21日。
8bitBRAIN結成1周年ライブ。まだ4人の頃。

現場について初めに会ったのはバンドメンバー。
ドラムのAct.さん、ベースのY.O.U.さん、ギターのShinjiさん。
名前と容姿を知って、私はY.O.U.さんに絡みます。
「え、もしかしてバンドやってません!?」

なんと、e:choのリーダーだったのです。
のちに知るのですが、Shinjiさんも矢島舞依で弾いてたり
Act.さんもSEGA等で有名な方。

え、一流のバンド編成じゃないですか。やべーな。
ついでに対バン相手にJURASSICの耕史郎さんもいるし

そうこうしているうちにElectricGirlのメンバーが到着。
オープニングアクトを務めることになってたらしいのですが
本人たちよりも早く現場入りするとは……殊勝ですね。

白瀬さん・望月さんがまず到着して
日向さん・水上さんが到着して。

ハチブレが到着し、リハーサルの最中に宮古さんが到着。
そんな経緯があって、実は事務所で最初によく話したのが宮古さんでした
出身地が一緒ってのもありましたが。

昼の対バンイベントが終わり、夜のワンマンライブが開催。
このときはまだ物販スタッフとしてのみ稼働していたので
エフェクター操作はまだしていなく、普通にライブを眺めてました。

ここでダイバーの皆さんとも初めて触れ合うのですが
みなさん暖かくてねぇ。印象的な方々はここですでに顔を覚えていました。

……が、皆さん覚えてます?
当時のハチブレは衣装が全員似たような造形で
皆さん黒髪で、アー写がアレです。

顔の見分けがつかない!!!!

ファンの顔はすぐ覚えられるのにメンバーの顔が覚えられてない!!

ぶっちゃけ初日は汐川さん以外名前と顔が一致していなかったことを
ここに暴露します。


ここから3ヶ月は社員が私一人という状況で回っていきます。
実はワンマン直後はハチブレが名古屋大阪遠征へ出てしまいますので
どちらかといえばElectricGirlの方に多く就いていましたね。

リアル麻雀P8のニコニコ超会議へ付いていったのもこの頃です。

そして、私はすぐに辞めようと思っていました。
当時のファンの方々には明かしていました。3ヶ月でやめますけどね、と。

だって、マネージャーなんて私の性格的にできるはずもない
他人に興味のない私が他人のスケジュール管理なんてできるはずがない。
売り出そうにも、ヒトを押しのけてまで獲得する気概を持てるわけもない。

なにより、次の就職先が決まっていた、というのもそうなんですが
その一番の理由が8月に控えていた中国遠征です。


交流・意識の変化

その前に先述したM川くんが何故か、ほんとに何故か合流し
速攻この事務所への就職を決め、
今度は辞めようとしていた私の説得にかかります。

彼はアイドルのマネージャーにやりがいを見出していたらしく
「俺がエレガを見ますから!Bさんはハチブレで、天下取りましょう!!」
なんて熱く。

決断最終日にはうちに来て泊りがけで説得してきました

確かにこの数ヶ月で
メンバーの素直さと上昇志向に感心していた部分はありました。
とくに肉フェス出演時の大盛りあがりは、
今度はこの景色をワンマンで叶えさせてあげたい
とまで思うようになっていました。

ただ、中国には行きたくない!
外国に魅力を感じたことはこれまで一度もない!!

これが決定事項であることは面接時に聴いていたので、
それまでには辞めたいと思っていたのです。

結局説得を受け入れて、やれるだけやってみようという形で
就職するはずだったお店へは謝罪し、
8bitBRAINのマネージャーを務めることになりました。

直後、メンバーにVtuberの仕事が決まったりで
やっぱり心折れそうになってましたが。超大変。無理。

なにより、この中国へ行くための準備が猛烈に大変だった……
自分のパスポートから始まり、とにかくビザが取得できない。
この時は菊地さんには非常にお世話になりましたね。

行ってからも慣れない生活でてんやわんや。
仕事自体はすでに決まっていたことをこなすだけなので
ひたすらライブをしてイベントを盛り上げて街を練り歩きます。
加えて、社長は部屋で制作にかかりきりだったので
首脳との談合は自分でした。何言ってるかわからない……言語的な意味で。

その間部屋はずっと社長と同じだったのですが
好きなバンドのメンバーと2週間同じ部屋で過ごすってなかなかだな
ふり返ればここで社長のPCから流れてた音声は
YouTubeのラファエルとヒカルの動画だった気がします。

すでにここで90日間24時間配信のフラグが立っていたのかな……

当時タピオカが流行っていたこともあり、
メンバーはとにかく店を見つけては通訳さんにねだっていました。
通訳さんとも関係は非常に良好。
彼女たちの実直さに心を許していたと思います。

とにかく素直なんですよね。
楽しー、嫌ー、疲れたー、やったー。
音楽性の都合上ライブ自体はバキバキなんですが
本人たちはロックのカケラもない女子会。仲もいい。

ここで裏話。
実はここですでにアンズさんがアイドルを辞めたということで
仲のいいKoyokaさんを通じて加入案が冗談交じりに展開されていました
まさか実現するとは露ほども感じていませんでしたが……

あと中国特有のゲテモノはたいてい菊地さんが果敢にチャレンジ。
カエルの姿焼きとか。
お酒は私のほうが積極的でした。
だって会食した相手がまじでそこの区域で一番偉いヒトとかそういうのだったもんで……あとライブあるタレントを潰すわけにはいかない苦笑
むっちゃ飲みました。初日に一回吐いてます。

なんだかんだこの中国遠征で約2週間ほどメンバーと過ごしたこと
打ち解けられたかなと勝手に思ってます。私視点では。

写真集表紙ボツ案

ちなみにこの写真集、レタッチや編集も全部私です。
通常業務の合間に少しずつ……発売まで3週間位あったのはそのためです。
ライブ中のエフェクター操作もそうですが、
友人からはマネージャーの粋を超えていると指摘されました。

フライヤも全部自分で作ってましたし、
メジャーまではアー写も私が手を加えています。
マネージャーがフォトショップを使えるの、当たり前じゃね―からな!
……とはいえず。
これの分の給料ないの、やっぱりおかしいよね。
自分がいなかったら余分にかかっていた経費、どれくらいあるんだろう。


覚醒

もともとソロ思考の強い4人だったのですが
ついに一人が脱退を決意します

今だから言うのですが
多分その要因が私にあるんですよねぇ。

某重鎮TVプロデューサーと知り合いまして
その人がメンバーの一人をいたく気に入りました。

チャンスかと思ってプッシュした結果、
その人とやっていきたい!となりまして。

なので、音楽性の違いとかメンバーの仲違いとかではなく
文字通り新しい道を見つけたという形で卒業し、
ハチブレは3人となります。

実際抜けたメンバーのイベントに
私の独断でメンバーソロを入れたりしていましたしね。
社長の意向とはそぐわなかったので、
それも私のクビの一因かもしれません。

さて、ここで前述の加入メンバー案が繋がってきます
ところがこの時すでにアンズさんとサリさんは
二人でユニット始動することが進んでいました。

歌唱力重視の社長(プロデューサー)としては
当初サリさん獲得には消極的で、
また実はサリさんは以前のユニットからの脱退の仕方の心象が悪く
8bitBRAINがこれまで4人だったということもあり
アンズさんだけを標的としていたのです。
今では考えられませんね。

実際面談してみるといい子だったとこともあり
また、アンズさんとサリさんの相性の良さ、
元いた3人と新しいすでに知名度のある2人という構図がハマり
結果二人加入で現体制が出揃います

このアー写は過去一レタッチ量が多いです笑
加工前の写真を公開したらメンバーから怒られそうです
(ポートフォリオでは自分のレタッチ力を示すために使ってます。ごめんて)

ここでまた暴露話。実はアンズさんの方も、
以前のユニットから超ハードな抜け方をしていたので
加入まで超絶裏回しがあり、そこは社長が色々働きかけてました。

でもそもそも我が事務所は私が入社する以前にやらかしてまして
もともと共演NGのユニットや出演NGな会場が結構あったのです
……その修復にとても骨が折れました。致命傷レベルだよ!

そのひと手間が、実はアンズさんサリさん加入で
今まで突破できなかった障壁が崩れた瞬間がいくつか生まれました

その一つが、RADHALL。
あのエモかったツイートにはそういう意が込められていたのです。


この5人体制でもっとも変わったのはマリーさんでしょうか。
それまでデスボイスという、ある意味他のメンバーとは違う立ち位置で
孤軍奮闘していたマリーさんですが
アンズさんのラップとサリさんのダンスという武器が加わり
より個性を発揮していい環境が生まれました。

それまで慣れない煽りを意識していた菊地さんも歌に専念できるようになり
メンバーの核となっていたKoyokaさんも
アンズさんサリさんに責任が分担されるようになり
(子守が増えたという見方もできますが)
実にバランスの良い五芒星に変幻したと思います。


最強の布陣となったところで、仕掛けに行きます。

2019年12月24日のワンマンにて、ZeppTOKYOでのライブを宣言します。
後に発表されますが、これはメジャーデューへの布石になる予定でした。

1月に3マンライブを3本。
2月に2マンライブを2本。
3月に1マンライブを3本。東名阪。

3月の1マンライブラスト、つまりVol.8にメジャーデビュー発表。
それのカウントダウン。
描いた夢は壮大でした。
3月のワンマン3会場はまさに社長の力でとった会場でもありましたし。

その勢いで夏はフェスにばんばん参加。
実際内定していた大型フェスもありました。
そうしてステップアップして2021年1月にZepp。

埋められはしないかもしれない、でもせめて形になるくらいは集めたい!

さらにMGがもうひとり、スーパークリエイターのA瀬さんが加わり
これまで音源以外のすべての制作に関わっていた私の負担が減る!
やっとハチブレに専念できる!!


~略~

コロナでぜんぶ頓挫したけど
それでもチッタでワンマンできたので充分な躍進でしょう。
それがTVタイアップに繋がってますし。

メンバーとの思い出

その後諸々あって2021年5月には現場からは離れるのですが
現在でもメンバーへの感謝は尽きないです。

電撃ネットワーク:ギュウゾウさんと
アントキオ小猪木さんと
←HB ※PV撮影時



ここでは内側にいたなりのそれぞれ印象を明かしたいと思います。
まぁすでに既出してるものばかりだけど。
他意はありませんが万が一イメージ低下につながったらすみません笑


Koyokaさん

やはり一番真面目なので、常に気を張ってますよね。
メンバーからはもちろん、業界内評価が著しく高く
特に歌唱力と普段の態度がよく関係者の間で取り沙汰されていました。

大人、という意味ではそういうのを弁えていたかもですね。
ラジオレギュラーやアタック21のTV出演に抜擢されたのも
その一環かもしれません。

音楽的趣味がとても私好みで
もちろんアニソン大好きな部分もそうですが
相川七瀬やX JAPANを歌っていたのが印象的です。
かっけー!

しっかりしている姿が大半ですが
かわいい物好きの面が見えると一気に幼稚化するのが面白いですね。

余談ですが、
帰る方向が同じだったので話す時間が物理的に一番多かったのも彼女です。
私が前述の就職先をかえてもいいか、と思えた決め手は彼女の実直さです。

マリーさん

多分一番熱血なのが彼女。
普段はふわふわしていてなんだか掴みどころが少なそうに見えるんですが
実は自分が話しているときにそういう雰囲気を感じたことはありません。

あの共同生活で、一番最後まで部屋に残っていたのも彼女ですしね。
(ツイキャスをそこでしてたってのもありますが)

仕事上でのちゃんとした付き合い、としっかり線を引いていた
……かどうかは定かじゃありませんが
少なくともあやふやな受け答えは一回もなく、常に真面目なトーンでした。
去年あったとあるシリアスな件で事実確認の連絡が来たのも彼女です。

実は先日の生誕祭へ招待されたんですが、直接連絡をいただきまして
そういうところもしっかりしているな、という印象です。
がっつり楽しませていただきました、ありがとうございます。

ハチブレらしさの象徴である彼女ですが、それはデスボだけではなく
歌詞づくりも一番ハチブレらしいと感じています。意識高いよね。


菊地さん

結果的にではありますが、一番アイドルしていると感じるのが彼女。
誰よりも頑張っている、と言葉で言うのは容易いのですが
実際目に見える形で表現できているのは彼女だけじゃないでしょうか。
そこにはメンバーさえ出し抜こうとする気概さえ感じます。

もちろん、だからといって蹴落とそうという意味じゃなく
この5人で勝ち抜くんだ!という思いの現れ。
全力で泣いて笑って、
それを見せてくれるってファンからしたら一番嬉しいことですよね。
応援してて(振り回されて)一番楽しいのは彼女ではないでしょうか。

見ていてわかると思いますが、こよまり・さりんずで動くことが多いので
自然とどちらかに加わるというシチュエーションが多いです。
なので、本音っぽいものを一番聞けたのも彼女かもしれません。

器用な分、苦労する場面も多いと思いますがそれだけ需要も高いはず。
素が見れる場面が増えたのはさりんずのおかげでしょうか笑


アンズさん

どこに居ても目立つ存在。
声量的な意味だけじゃなく声が大きいので注目を集めます。

言っていいかわかりませんが、好き勝手喋ってるようで
そういうキャラを求められているからと盛ってる部分があるのが
かわいいところ。もしかしたら密かに一番常識的かもしれません。
私がファンアートを上げた際にも真っ先に連絡してくれたくらいです。

男らしい、と称される場面も多々ありますが
私生活は一番女子っぽさを感じていました。
なんていうか、ちゃんとしていますよ。
どの場面で誰を立てるか、それを弁えているというか。

とはいいつつも、破天荒な部分もやっぱり魅力的だと思うので
逆にどんどん言っちゃけないことも言っていいんじゃないかなと
そんな期待をしてしまいます。アイドルの枠だけに収まる器じゃない!


サリさん

とにかく芸能スキルに全振り。パフォーマンスや芸術等。
あの言動もほんとに狙ってじゃないことを私が保証します。
普通にファンの前とかじゃなくてもあの奇天烈なセリフは発動します。

いいところのお嬢様というか、大切に育てられたんだろうなということで
少々常識はずれで、故にあぶなっかしいところもありますが
それがすべて彼女のいいところに繋がっているので
何かで縛らず自由にさせるのが一番かなと思います。

あと、とにかく優しいです。距離も近いです。
気を遣いすぎて病んでしまうから精神的にも不安定なのかも。
そう、メンバーにすら気を使ってしまう一面もあるので。
(結果が伴っているかは別として苦笑)

復帰も焦らずに、メンバーとの交流が続いていく限り
また元気な姿を見せてほしいですね。
彼女が表舞台から姿を消すのは芸能界の損失です。


Afterword

尚、今回のサムネは未使用アー写です。
ここでしか見られません!爆

なんだか思い出話をしていたら長くなったので
私の転落部分は省略しました。まぁそこはすでに軽く書いてるし。


現マネージャーのM元くんも私を立ててくれて良くしてくれています。
遺恨があるのはほんと社長だけですね苦笑
その社長もN戸さんに振り回されてる部分を多々見てきたので
恨んではいても完全に憎んではいませんが。


夏はなんだか気分が上がりませんが
幸い働き口が尽きないので借金返済に没頭します。

次は平常運転の音楽の話だと思います。
ではまた浮上した際はよしなに。


最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!