私が自殺しない理由　～好きこそものの不得手な半生～

前回こんな記事を上げたのですが

私は好きなものが苦手、嫌いなものが得意、という特性を持っています。

大好きなのに不得手なこと

①うた

私の一番の趣味はカラオケです。
しかし、歌がとっても下手くそ！

我ながらどうしてこんなにも音程が取れないもんかなと辟易しています。
先程友人とカラオケに行ってきて
今日からwyseのキャンペーンがあるからといって
普段は絶対設定しない"採点機能"をONにしていたのですが

ほとんど70点台！
中には50点なんて曲も！
つまり一個も音程が合ってない曲があったわけですねぇ。
いっぱい歌って全曲で全国最下位をいっぱい叩き出してきましたよ。笑

耳が悪いのか発声がよろしくないのかその両方か。
昔からコンプレックスこの上ないです。
――いや、嘘、コンプレックスはいっぱいあるよ。泣

でも歌うのは好き。困ったもんだ……

だから、いつしか誘われたら断らないけど
自分からは誘わなくなりました。
この不協和音を聴かせるのが申し訳ない……

結果、ヒトカラ好きになりました。

普通の声もまったく通らないんですよねぇ。
声を張り上げても簡単に周囲の雑音に紛れてしまいますし。
聞き取りづらくてごめんね……これでも一生懸命叫んでるんだよ？

②イラスト

絵を描くことも大好きなのですが
今まで何かで成果を成しことがありません。

pixivにも友人がオススメだよ―って行ってたので登録してたのですが
まったく見られることなく完全に埋もれています。
まぁ優しい仲間は「いいね」なんて言ってくれることもありましたが
世間的にはなんの反応も起こらない、下手だとすら思われない凡作。

同人活動をしていた頃も、
率先して友人のイラストを推して、
私は空白ページを埋める形で参加していました。

それでも私は自分のイラストが好きなので
自分でソロでCDを作成するときのみジャケットとして使用。

やっぱり大して訴求しなかったみたいですが
もはやそうった形で頒布できただけで満足です。
今更自分の絵が好まれるとは思ってないので
せめて自分だけは愛してあげよう精神です。

嫌いなのに得意なこと

①機械いじり

私はこの世界で一番スマートフォンが嫌いです。
ですが、前前職はスマホ修理の会社に務めていました。

アニメ系のコラムを書いていたのは
私の文章力を買ってくれた別部署からの依頼でこなしていただけで
本業は物理的な機械の修理だったのですよ。

希望した職種ではありません。
30を超えて親が就職しないと泣くから
しぶしぶ就職活動をして、
たまたま「ウチ来ない？」とお声がかかっただけ。

工業高校出身ということもあってか
初日から特に苦労することなくその修理技術を習得できました。

別に機械をいじることが好きだったわけでもありません。
「情報電子科」というPC関連の学科が希望で選んだ高校ですが
なぜかハンダゴテとかつかったりDOS-Vとか組み立てさせられていたのが
なぜか役に立ってしまいました

弟は幼い頃から
色んなものを分解しては組み立てるという遊びをしていましたが
私は基本PCに向かってカタカタ打ち込んでることが多かったですね。
なんかプログラムの基礎みたいなのとか。

数学とか理科なんかも特に勉強しなくても点数取れるような子供だったので
多分そういうのが得意なんだろうなとも思います。
でも、まったくそっち方面に進もうという気すらなかったですね。

ちなみに美術と音楽はずっと「2」。
今趣味で嗜んでるものが昔から苦手教科でした。笑

②人付き合い

えー……生意気なこと言うみたいですが
私はそんなに他人というものに興味がありません。
全人類、ごめんなさい！

さらに生意気を重ねますと、多分私は人付き合いが得意です。
そんなこというヤツが人付き合い得意なわけねぇ！
と糾弾してくれても構わないです。

でも私は生まれてこの方、寂しいと思ったことはないんですよね。
いつも誰かがそばにいてくれた。
私を独りにはさせてくれない友人各位に頭が上がらないです。
（その割には随分と内弁慶だな？私。笑）

これは付き合いの長い友人ほど私に抱いている印象だとも思います。
オマエ友達どんだけ居るんだよと問われたこと数多……
基準なんて人ぞれぞれですが、100人居ますとも言えるかもしれません。

ただね、買い物行くのも旅行するのも、基本一人が一番ラクなんです。
食事とかむしろ誰かと行きたくないんです。
だって食い方汚いから不快にさせちゃうかもで。
顔色伺われたくないからマスクはこのご時世じゃなくても常備なんです。

でも、興味がないだけで、基本誰も嫌いじゃないんです。
嫌いじゃないんで誰ともフランクに接します。
バーでもライブでもよく隣の人と臆せず話しますし
相手が自分と話すことが不快でないなら
あえてそれを遮ることもしないわけです。

20代はずっとコンビニバイトでした。
そこの客で仲良くなった方がどれだけいるか……
mixiでカラオケオフ会とか行って
オフ会以外で会うことになった人がどれだけいるか……

現行で交流してくださる方が
私にどんな印象を抱いているかは図りかねますが
私はあなたことは嫌いじゃないです。むしろ好きです。

交友は財産ですし、人と話すこと自体は大好きなのです。
だから人付き合いは「嫌い」とはちょっと違うかもしれませんね。
一人で行動するのがmore好きというだけ。

ただ、嫌われたとしても
自分に自信があるわけではないから、引き止められる要素もないし
仕方ないかなと諦められる、そのくらいの存在。

わからないけどね。
結局なにがあっても何が起こっても
たとえ心の病気と借金に陥っても
絶っっっっっっっっ対に見捨てないでいてくれると確信できる
そんな友人が何人か居てくれるからこその感情かもしれません。

私は貴方を楽しませられるであろう魅力を持ち合わせていません。
だから見捨てられても自然なことです。
付き合ってくれるなら全然応えます。

これって別に矛盾してないと思うんですよね。
一人が好きっていうことと他人が嫌いじゃないっていう感情。

来る者拒まずさるモノ追わず、がシックリきますかね。

私が自殺しない理由

私のこれまでの人生は、あんまり褒められる代物ではありません。
大成したことがない。
現在、世間的にも最底辺に居る自覚もあります。

生きていることに価値を見いだせない、
という絶望の淵にいるかもしれませんが
不思議と死にたいと思ったこともないんですよね。

それはきっと、先述の境遇が理由かもしれません。

こうして悩みを打ち明けられる友人がいる。
私にかまってくれる友人がいる。
（呼ばないけど）呼べば会いに来てくれる友人がいる。

望んで手に入れたものじゃないものに救われている。
一人が好きなのに独りになったことがない。

漫画とか小説はだいぶグロいものが好みですし
音楽も、V系という死を歌うことが多いジャンルですよね。
エンタメでは悲しいモノに惹かれるのに
私自身がネガティブかと言われると違う気もします。
……あれ、ネガティブかも？でも人生楽しいよ？

タバコめっちゃ吸うのに好きな食べ物は実に健康的です。
幼い頃から野菜ばっかり食ってるし運動も大好き！
（そういえば陸上競技が得意なのに苦手な球技に準じていたな……）

アイドル好きじゃないのにアイドルのマネージャーもしたか。

大好きなものが苦手で、好きじゃないものが得意な私。

マイノリティが好きな私はマジョリティに属し、
自分が嫌いな私は、多分、誰よりも絶望しないのが上手いのかな？

なんつって。

Afterword

というわけで、カラオケの採点機能に泣いてきましたという記事でした。
いや、そこから無計画に書きなぐってたらこういう記事になったのよ。苦笑
いや、多分昼間ニュースを見たから引っ張られたんだな。
中野住まいなので、彼の武勇伝は枚挙に暇がなかったのです。Rest In Peace.

カラオケはねぇ。大好きなんだけど
採点機能ONにするとまざまざと下手くそなのが顕になってやぁね。

まじでどうすれば歌上手くなるんだ……
いろんなコト試したけどまったく効果ないんだが！

その割にあんまり下手だとは言われないのは
みんな気を遣ってくれているのかな……なんか、すみません。

そして
なんとこれからまた別のカラオケの用事が控えているので行ってきます。笑
カラオケに誘われて断る理由は（仕事以外）あるわけない！

次回の更新は5/13（金）になります。

なんかクサイこと言いたい気分なのでまたそんな文章作ろうかな。
しないかもだけど。

よしなに。