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私がこの世で最も嫌いなもの。それはきっと貴方にとって最も大事なもの

いつもは好きなものだけを発信しようとつぶやいている私ですが
今回は最初で最後(かもしれない)嫌いなものを発表したいと思います。


世界からスマホが消えたなら

私はスマートフォン、いえ、
正確には携帯電話が、この世で最も嫌いなものです。
尚、人と話すこと自体は大好きです。

私には趣味が多数あり、
作詞したりイラストを描いたり
音楽を聴いたり読書をしたり、アニメを見たりYouTubeを見たり
noteを書いたりSNSでフォロ―している方の日常を覗いたり
寝たり眠ったり布団に潜ったり枕に顔をうずめたりと
それはそれは日常的に超絶多忙なのです。

つまり、そんな私の完全無欠のお一人タイムに
むやみに土足で踏み込んでくる不敬代表が「電話」なのです。

なにゆえそんな前触れ無く盛大にお呼び立て申し立てるのさ。
地震だって予震でいきなりフルパワーで襲いかかってこないですよ。

せっかく大好きな世界に浸っているのに
指先一つでその発信者はこの楽園を破壊せんと強襲してきます。
やむを得ずその理不尽に私が応えるまで
その侵入者は幸せ空間を蹂躙し続けるのです。

私が一体何を犯したというのだ……
一体何の権利があって、私の安寧を奪うというのか――


私が子供の頃はまだ携帯電話というものが普及しておらず
家庭にある固定電話がその憎悪の対象だったのですが
上京して携帯電話を所持してしまったからには
四六時中いつでもどこでも不意にやってくるその脅威に
不本意ながら常に脅かされているということと
同義と成ってしまったのです。


では、なぜ携帯電話を所持しているか
疑問にお思いでしょうか。


私は生まれてこの方、
自ら「携帯電話がほしい」と望んだことはありません。
心から「私には必要がない」と思っています。

高校生の頃から全国的に普及し始め
学校では禁止されているのにも関わらず
周囲は当たり前のように持ち込んでいたりもしました。

着メロなるものが流行ったりして、
みな挙って新しいムーブメントに乗っかろうとさえしていました。

我が家は裕福ではなかったので
ほしい物は基本我慢するような家庭環境ではありましたが
幸いそれに対して不幸だと感じることは多くなかったです。

そんな背景もあったため、母親はよく勘違いを発症させ
私に対して「周りの友達はみんな持ってるけど
うちは貧乏だからきっと我慢しているのだろう」と
いろんな余計な心配を口にしていました。

結局高校卒業最後まで
「携帯がほしい」と一言も切り出さなかった私を哀れんで
「お願いだから持っていってほしい」と
逆に懇願されて渡されたのが携帯電話でした。

そりゃあ青森県から遠く離れた東京の地へ旅立つ息子への心配は
当然大きくありましたよね。
その親心は痛いほどに感受できたので、
渋々ではありましたが受け取ったわけです。

そこからつい3年前まで、私はガラケーを使い続けました。
パソコンを購入し
ドコモのマイページへ自分でログインできるようになってからは
料金を最も安いプランに設定し、
月々の携帯料金はずっと数百円だったはずです。

前職がどうしてもスマホ(正確にはLINEが)必須だったので
そのタイミングでスマホに買い替えたんですけどね。
そしてそれが私のケイタイ嫌いに拍車をかけたのでした……


LINEがこの世で2番目に嫌い

私はそれまでも
SkypeやTwitter等SNSはどちらかと言えば喜んで嗜んではいました。

しかしそれは当然PCから
自分の好きなタイミングで自分の好きな情報だけを取捨選択し
許容していたに過ぎません。

私の思い込みかもしれませんが
LINEって反応しないと罪みたいな風潮ありません?

既読という機能が強迫観念にすら感じてしまいます。

なんで読まないのさ。
なんで返さないのさ。

赤丸で点灯する数字が無言の圧力をかけてきます。

なんでって、忙しいんだよ!!
自分の生活でこっちは24時間埋まってんだよ!!
他のヒトに割いてる時間が惜しいんだよ!
……って言わせんなよ!!

そんな感じ。


実際問題、この2つが嫌いなので
電話とLINEで報連相が超重要なマネジメントは
もともと向いてない職業だったわけです。

多分鬱になったのは連日連夜そこと向き合ってたからなんじゃないかなぁ
と若干思わなくもないです。

伊達に「弊社で正式に採用したい」と言われて
悪い意味で半年も悩んでないですよ。苦笑
もともと無理があるのは分かってました。
その価値観さえ曲げさせた8bitBRAINのメンバーがすごい
という美談にすげ替えさせて下さい。


結局何がいいたいのかというと

まぁ、スマホが今突然無くなっても
私は何も困りません、ということです。

言うても便利だから、
親から取り上げられない限りは所持し続けますけどね。

※携帯料金は親に払ってもらっています。
自分で払って、なんて言われたら
私は喜んで解約して未所持になるでしょう。

あと、未読無視は赦して下さい。
てか、私の友人になってしまった以上諦めて下さい。

また3日くらいLINE開いてない気がする……

それでもいいと言ってくれるなら。


この信念を曲げてまでお付き合いいたしますので
まぁ出なくて元々と思って連絡してきて下さいな。


Afterword

というより、他の人に私に時間を使わせるのが申し訳ないな
と思っていることの裏返しでもあります。

私が自らプライベイトで電話したことなんて
携帯を持って以降、果たしてあっただろうか。
とりあえず記憶にはないです。

まぁ"私が友人だと思ってる人”からの連絡は
実際はイヤだなとは感じてないですけどね。

だいたいそういう人は私の時間を侵しませんよ。
一緒に楽しめる吉報を運んできてくれます。
いつもありがとね。大好き。

LINE気づかなくてごめんね。
余計な情報が多すぎてあんまりスマホ開かないのよ……


そもそも
嫌いな人に限ってやたらと電話してきたりLINEしてきたりするのよね。

あと結局仕事では使うから、大事なんだけど。
いや、つまり逆説的に、だから電話やLINEが嫌なんだけど。

つい先日も「LINE教えてよ!」って言ってきた人に
「遠慮します」と一蹴したばかりです。
NOといえる日本人です。


次回の更新は4/26(火)になります。

今度は最好きなものを紹介いたします。
まぁ、音楽なんですけど。

よしなに。


最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!