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【傷つきすぎた貴方へ】されど希望を歌うのは滑稽だろうか【オリジナル曲】

『for YOU』


冷めた心で平静を演じ 一人つぶやく疑問に疲れ
ここに居る価値も見出せないままで 息が詰まるのを感じていた

ありきたりの毎日で 理想とも 違い始めて
破かれたこの翼と霞む目で 何ができるだろう

いつの間にか羽ばたく意思も見失い
二度と届かない空を見上げていたんだ?
夜の月明かりさえ 今は眩しくて
いっそ瞳を潰してくれないか


冷たい夜気に誘われるように 闇を切り取る淵に触れてみた
どれだけ過去を正当化しても 現在を許せない僕が僕を見ていた

感情は捨ててきたの? 止まない風が窓を叩く
叶えたい幻想なら 今もこの部屋に溢れている

夢の残骸だけが ひどく立ち込めて
僕を壊してしまうかもしれない
されど、一つ覚えに 歌を奏でよう
涙色した翼を はためかせて


こんなにも声は嗄れて でも歌い続けていたい?
破かれたこの翼と霞む目で “何を成すか”だろう?

儚く崩れた夢も 流す涙さえ
誰も気付かず 踏みつけていくだろう
されど、君に聴かせたい歌を奏でよう
涙の痕が 次の旋律こえを生むんだ

I’ve sung my song for you. Hurting wings, but un giving
Night is ever end. So dream is ever end too
そして胸には花を 背にはその羽根を
全て抱きしめ 届けたい、この詩を。

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作曲:未由宇 編曲:PieTako
作詞・作画:hide_ache
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楽曲解説

この楽曲は作曲者に曲を聴かせてもらって
勝手に私が書いた歌詞になります。

そしてこの曲が収録される際にPieTakoが編曲したものを
未由宇が気に入らなく、でも私はめちゃくちゃ気に入ったので
こうして自分のお楽しみ用に残しておりました。

よって、こちらはどこにも出していない完全未発表曲となります。

タイトルは作曲者がつけていたもので、
本人が作詞したものも存在しているので
ファイルには『びぃ for YOU』と名付けております。


歌詞的は、当時の彼に問いかける形で作成しましたが
まさに今の自分に言い聞かせたい内容となりました。

ほとんど比喩は使用していないので読んだままです。

現在私は人生で最も沈んでいますが、
それを経たからこその何かを生み出せるんじゃないか。
未来の自分に期待したいところです。

届けたい詩がある。翼は破れたけど、諦めきれなくて。
夜はまだ終わらない、だから、夢もまた終わらない。

まだ明日を、見つめていたい。


DAYS 20211123

この未由宇も、先日私を外へ連れ出した一人です。
この記事の⑤ですね↓

Kαinのライブの後、居酒屋に駆り出されお酒と食事を奢ってくれました。
(ライブにはお金がなかったので辞退しました)

彼は私が上京して初めて出来た友人で、
7つも歳上なのでそりゃあもういろいろと影響されました。
私の敬愛する藤田幸也を教えてくれたのがまさに彼なのです。

社会人を7年経験したあとに会社をやめ音楽の専門学校へ通い出した彼に
私は憧憬にも似た感情を抱いているのです。

なかなか我が強いので
私にしては珍しくよく衝突する友人でもあります。

私の人生に大きく影響を与えた存在。

彼に影響され音楽の掘り下げ方を楽しむようになったし
初めて作曲した曲を聴かせてくれもしたし
彼の弾くギターで私がボーカルを務めてステージで歌ったこともあります。

去年と今年はコロナで実現できなかったけど
もしかしたら来年もしくは再来年にまた歌うかも。

そんな未来も見せてくれる、大切な友人です。


Afterword

本人に許可を得てないので、限定公開とはいえ、ばれたら消します。苦笑
まぁ彼は私のSNSのスタイルが嫌いらしいので
多分見つからないと思ってますが。


私は音楽に必ずしもリアルを求めているわけではありませんが
それでも、歌うアーティストのパーソナルが
少なからず歌詞には宿ると思っています。

wyseやJILSの歌詞に特別ときめくのも
やはり彼らの歴史と一緒に自分も歩んできたからに他なりません。

悲しいかな、実はV系のライブにそれを感じることは少ないんですよね。
フリとかヘドバンでぐっちゃぐちゃになるライブも
それはそれで楽しいんだろうけど、今は私は求めてないかな……


人生のどん底に居ながら尚も希望を歌う。
そんな姿は滑稽だろうか。
ならばせめて笑ってほしい。

ここにいた証を、血や涙で汚れた指先で、
恥ずかしい手段でもこうして残していくのが私の生き方です。



最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!