エッセイ 14　不健康ダイエット

３週間で５キロ痩せました。

70kgから65kgになりました。このままもう少し落としていくつもりです。

私の場合、普段不摂生な生活を送っていると、ジワジワと体重が増えてしまいます。

70kgに達したとき、それをキッカケとして64kgを目安に減らし始めます。体重が落ちるまでの期間はおおよそ1、2ヶ月程度です。２、３年に１度、増えたら減らすという周期を繰り返しています。

体重を減らしている期間のことを減量期と呼んでます。いつも10kg程度は体重が落ちてくれます。３週間経った今は、まさに減量期の真っ最中ということです。

痩せる方法は単純で、ただ食べる量を減らしています。朝と昼は少なめで、夕食は普通に家族と共に食べています。「液体から肉は作れない」という自分の言葉を信じているので、お酒は気にせずアホのように飲んでいます。

今回その減量期をスタートした頃のお話なのですが、3日ほど過ぎた頃でしょうか、面白い健康法を目にしました。

「16時間断食」

1日のうち16時間は何も食べない期間を設ける。というものです。それ以外の時間は何をどれだけ食べても良いとのことです。

寝ている時間も16時間に含めて良いとのことです。いつも夕飯は７時頃なので、次の日の昼まで何も食べなければ出来そうです。

この断食は、ダイエットというより、健康法だということなのでさらに魅了的です。

毎回減量期には食べないことで痩せているのですが、いつも体力が落ちてしまっていました。スタミナが無くなるのです。私は食べないことは苦にはならないので、動けなくなるまで食べなくても辛くはないのですが、実際に動けなくなるのは困ります。

食べなくても健康になる。というのはとてもありがたいことです。早速試してみました。

しばらく続けていると、空腹が楽しくなります。16時間経ったあとでも食べたくなくなります。空腹でなければ罪悪感が湧き上がってきます。しかし動けなくなるのは困るので少し食べますが、やっぱりスタミナが無くなります。

1日のうち、まともに食べるのは家族と食べる夕食のみとなりました。この夕食も量が食べられなくなりました。すぐにお腹いっぱいになり、たくさん食べると少し気分が悪くなります。

これは健康法なのか？という疑問も湧いてきますが、16時間以上食べていないのでやり方が間違っているのでしょう。

体重はたしかに減るのですが、今後の生活のためにも、もういい歳なので健康的に痩せたいなぁと反省しています。

どうしても不健康ダイエットになってしまうなぁ。というお話でした😊