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SIBOであることに十数年気づかなかった

SIBO(Small Intestinal Bacterial Overgrowth、小腸内細菌異常増殖症)とは、小腸内で通常よりも大量の細菌が繁殖する状態を指します。通常、小腸には比較的少量の細菌が存在し、大腸に多くの細菌が生息しています。しかし、SIBOでは大腸に存在する細菌が小腸に過剰に繁殖するため、消化や吸収のプロセスに問題が生じます。

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このSIBOという病気は近年注目されており、健康に気を使う人ならご存知だろう。

SIBOになると食後に腹部の膨張感が現れたり、便秘や下痢になったり、オナラが出たりなどの問題が起きる。腸は脳と同じくらい、いや生物的には先に出来た腸は脳よりも大事と言われるほど、腸は重要な臓器だ。

この腸が正常でないストレスは多大なものだし、SIBOだと栄養もちゃんと吸収されない。おそらく私が今まで摂取してきたサプリメントも十分な効果がなかったかもしれない。

私が自らのSIBOに気づいたのは、ごぼう、玉ねぎ、さつまいもなどを食べると異常にオナラが出たり、腹部が気持ち悪くなる経験からだった。私は今まで「食物繊維豊富なものを食べているからオナラとかも出るのだろう」と考えていたし、そう教えられてきたし、皆もそうだろうと思っていた。

だが最近になって、食物繊維を多めに摂取したからといって、ここまで苦しくなるのはおかしいのではないか?と最近になって気付き、おそらくSIBOであることを突き止めた。

SIBOの原因は

発症要因は、本来小腸内への雑菌侵入を防いでいる胃酸の減少(摂食不良や鉄欠乏によるエネルギー不足、ピロリ菌感染、胃酸抑制薬の乱用)、膵液・胆汁の減少(胆のう摘出、慢性膵炎、ストレス)、さらには腸管運動低下による腸内クリーニング機能の低下(糖尿病、低血糖による過緊張)、大腸との境界となる回盲弁の機能低下などです。

https://www.shinyuri-hospital.com/column/column_202104.html

と調べた限りで書いてあるのだが、私は以前栄養検査で胃酸が弱いことが分かっているし、糖尿病の家系だし、現在低血糖持ちだし、ストレスを抱えやすい遺伝子だ。

しかも小学生から高校生のときまで、添加物たっぷりの食事やどか食いをしてきた。不登校だったためストレスも山ほど抱え、運動も全くしなかった。その当時から、私はSIBOだったのだと思う。振り返ると、SIBOっぽい現象があったことがいくらでも思い返せる。

そうなると私は十数年もSIBOであることにきづかなかったのだ。



ではどうやって直せば良いのかという話だが、これは食事療法が一番手っ取り早く、だが一番大変だ。

低フォドマップ食(https://www.tanaka-cl.or.jp/guidance/special-outpatient/nutritional-therapy/fodmap/)と呼ばれる、「小腸で消化吸収されず、大腸での発酵性を有する糖質」でない食品を食べれば、SIBOは発症しにくい。

私もここ最近は自分の身体で高フォドマップと低フォドマップの食事を比べていたが、やはり高フォドマップ食を食べるとお腹が張る。食べた食材に小腸が反応しているは明らかだった。

ちなみにSIBOに一番効いたのは、ケトジェニック食だった。私は最近1ヶ月ほど働いていたのだが、その時にケトジェニックを試しており、食べていたのは「イワシ、マヨネーズ、卵、オリーブオイル、MCTオイル、豆腐、ごま、塩」だけだったのだが、お腹はスッキリしていたし、夜もグッスリ眠れていた。

今後も低フォドマップ食を心がけ、SIBOが治ったらどういった食事が効果的なのか報告したい。


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