【プレビュー】FC町田ゼルビア 2023年第16節 レノファ山口FC戦
こんにちわこんばんわ。ひだりです。
連戦なのでざっくり行きます!
どうぞよろしくお願いいします。
東京ヴェルディ戦 ざっくり雑感
うまく時間を使えましたね :)
祝砲のようなマイヤーのゴラッソではじまったJリーグ開幕戦から30年、当時、東京都3部だったゼルビアがマリノスに代わってヴェルディ討伐を達成できたことは、チーム成長の道程として感慨深い。
仕事に家事に、この記事準備に慌ただしく試合の復習はできていませんが、スタジアムで見ていても、私達にとっては見慣れた「いつものペース」でしたけどね……。それはヴェルディのペースではなく、ギャップが大きかったことのハレーションが、強めに出ているのかなと思っています。
ただ、バイロンの退場については、若さが出たとはいえなかなかな結果で、心からお察しいたします。バイロン退場で個人で攻撃をやりきれる選手が1人いなくなり、ゼルビアにとっては幸運でした。
現地で見てても席の場所から遠いこともあって何が起きたのかよく分からず、、、あ、レッドカード出た、と唖然としてた。
ゼルビアもゴールライン割ったボールを認めてもらえずなど、まぁ、いろいろ印象的なお裁きが記憶にあるなにかだったので、ともあれここは本当にお気持ち心からお察しいたします。ヴェルディにとってそういう日だったのでしょう…。
野津田でのホーム戦も、ボコボコにされると思います。死に物狂いで耐え、自分たちらしく泥臭く勝ち点3だけいただければ。2タテで将来のFC東京への挑戦権に向けて弾みをつけられれば理想的です。
ともあれ専心すべきは目の前の一戦。
ゼルビアが負けてはいけない相手、レノファ山口FC。
レノファ山口FCについて
2015J3デッドヒートをともにした2016J2昇格の同期、ライバルとの一戦です。
自分自身が2015夏過ぎくらいからゼルビアのことを気にしだした人なので、直接的なライバル関係としてのイメージが凄く濃い相手です。
J3の盾vsJ3の矛、チームスタイル両極端なのも良い関係です。
双方色々あって今に至りますが、上記ツイートの通り、時代も順位も関係なく、ライバルには、勝たねばなりません。
現チームでJ3時代を知っているメンバーは深津だけですが、クラブの歴史とサポーター心理としては負けの許されない相手です。
山口は5/7の前々節vs群馬戦にて公式戦7戦連続未勝利となった後、5/8 に名塚監督を解任したばかり。
中山暫定監督体制での初戦となった前節・徳島戦は2点を先取されたところから相手選手退場の影響もあり、2-2引き分け、勝ち点1を積み上げる結果でした。
徳島戦を見る限り、名塚監督体制から新体制になって即座に大きな変更を施した様子はありませんが、新体制での試合は1試合だけなので、徳島戦1戦フルマッチ+その他過去各戦ハイライトの印象を中心にまとめます。
メンバー一覧・移籍動向
レノファについてオフシーズン最大の驚きは大宮から移籍した矢島慎也の加入。群雄割拠繰り返されるJ2の舞台で、大宮の主戦中の主戦だった矢島慎也が山口に出るなんて、というのは大宮もほどほどウォッチしてる者として、なかなかの衝撃でした。
皆川佑介はベガルタでゼルビア戦でも仕事された記憶があります。あと山瀬、レジェンド的な選手になんか良い仕事させちゃうのありがちなんですよね。。
以下の章でも書きますがCBのヘナンがその意気や良しでいい選手ですね。最後列から攻撃組み立てる司令塔とか番頭のような趣き。わりとああいう選手ほしいチームはJ1にいそうな気がして、状況で今後ステップアップあるんじゃなかろか。買い過ぎかな?
レノファ山口FCの戦い方
4231 /FWは高い位置をキープ
高めのポジションでボールを収めるだけでなくフィニッシュまでの仕事をさせるスタンスは監督変わっても変わらない攻撃的サッカーを標榜するチームとしての矜持。
ビルドアップではよくあるサリー。ボランチが落ち、幅を取ったSBのいる両ワイドまたは、高めのプレスが来たらロングボールでハーフスペースのMFにボールを当てて前進。
CBヘナンの攻撃的なパス展開・プレイ選択
ヘナンは非常に前が見えるCBで勇気を持ってボールを前に運ぶプレイができる。
徳島戦23:30あたりのインターセプトからのドリブル進撃はかっこよかった。
アグレッシブにボールを奪う守備
敵陣内深くでは前の選手は基本FW中心のハイプレスでプレッシャーをかけ、囲い込みを含む中盤の密度高い守備でボール回収してトランジションを狙う
前線に向けた鋭い長足のパス
この試合では、ミドルサード低めの位置からFWや左右ハーフへ中距離クサビや裏狙いのパスを積極的に入れていた。
(もちろん雨の影響も考慮してのプレイである可能性も。)
FWは高めに、中盤は密度濃く良い距離感で奪ってパス連携から攻撃を加速させる戦い方が基本。アタッキングサードにはFWを先兵にFPが大人数詰めてくる。
クロスからの失点が多い
徳島戦の1失点も右サイド寄せ→中央→左サイドに展開してクロス
3名程度で敵サイドの行手を塞ぎボールを刈りに行く分、横の揺さぶりには脆弱性があるっぽい。
総じて、フィールド上のどこからでも矢印を常にゴールへと向け続ける、いつものレノファです。
攻略のポイント
中盤中央で奪い切る、事故を防ぐ
中盤で前を向いてからの加速と勢いが著しいチームなので、しっかりボランチの範囲でフィルターをかけたい。稲葉が復調してスタメン戻ってくれると大きい。
ゴール方向をしっかり塞ぐ
縦と斜めのパス連携で崩しにかかるが動じずにゴール方向を塞ぎたい。
つながせてもゴールさせず、セカンドボールを拾えばカウンターのチャンスが来る。
遠目からのミドルにも警戒を
レノファは相手がブロックを引き切ると、ペナ角近辺でのパス連携をフックに、中央バイタル手前へとボールを下げ思い切ったミドルシュートないしシュート性のスピードボールをゴール前に入れてくる。
ゴール前を固める局面でもデューク荒木あたりファーストディフェンスは寄せられる範囲で寄せて、シュート可能な方向に制限をかけたい。
切り替え早くレノファ攻撃時の守備陣形崩れを突く
後ろ3枚残しサイドも攻撃的に上がるため、中盤でのボールカットできれば、トランジションのところでレノファの守備ラインを一気に置き去りにできる可能性がある。
構造的に空くであろうサイドバック裏のスペースを手数あまりかけずに突いていきたい。
片側に寄せて逆を突くクロス攻撃
レノファはゴールエリアで守備者2+1人くらいでボール保持者の前方スペースを塞ぐ守備をする。
割と喰らいつく守備なので、サイド攻撃で守備者を片側へ引き寄せて逆へ、クロスでまた逆へと突いて付きたい。
前節・徳島戦の徳島1点目、群馬戦の群馬1点目はサイドからのクロスに後ろから内に入ってきた選手がヘディングで詰める形での失点。群馬の2点目も左展開、右方向へのアーリークロスを武が決めているので、横揺さぶりは再現性のある攻撃につながりそう。
動きに合わせるセットプレイ
セットプレイもゴール前での動きに合わせた攻撃が有効。
大分戦の大分1点目はFKをゴール前3人が詰め、ボールの入っていったポイントに飛び込んだペレイラがヘディングを決めた。
クロス・セットプレイとサイド攻撃からの失点率が高そうな気配
クロスとセットプレイ合計で失点全体の48.1%を占めており、ゴール前で合わせるタイプのサイドアタックに対する守備に課題がある。
徳島戦でも失点していることから中山体制でも完全な改善までは至っていないと考えられるので突いていきたい。
まとめ
連戦下、チームのトレーニングも非公開練習に切り替えて集中モード。
勢いを落とさないためには、勝って前に進み続けることが大事です。
野津田の夜道は冷静に下山しないと危険。迎える強敵を狂わせないまま、勝ちきりましょう。共闘!
追伸
>町田から東京まで
ヴェルディサポの方のnote。体貼った鉄板のネタフリ、ありがとうございました&坂道だらけだったでしょう本当にお疲れ様でした!
アウェイ野津田戦では東京から町田・天空の城まで歩いてどうぞ。強い気持ちで!
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