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ヴェルディを追いかけ、町田から東京まで歩いた話。#町田~東京13.4km徒歩遠征

いやあ、おかげさまで無事完遂できましたよ。

noteでの報告が遅くなりましたが、改めて本当にありがとうございます。

前日夜の突然の匂わせからの

ワタクシGorikong、

町田・小野路球場にてヴェルディ・バンバータの試合

を一瞬観たあと、

そこから

3時間徒歩で味の素スタジアムまで戻ってきてヴェルディの試合をダ・ゾーンで観る

という計画を思いついたのですが、

予定通り、無事最後まで歩き抜くことができました。


小野路球場から調布までの歩行距離、合計13.4km!!


ぱちぱちぱちぱち。


いやはや、それにしても元気元気。ゴールから24時間経った今、両足のアキレス腱にほんの少し痛みが残っている。ただ、それ以外の体の部位はすっかり回復したし、どこかに深刻なケガを負っているわけではなさそうなので、そこはよかった。


さて、今回の徒歩旅の模様については、Twitterでロクにハッシュタグもつけず実況したのですが、改めてnoteでも振り返りをさせて頂ければと思います。いろいろ書いていたらめちゃくちゃ長くなってしまいました。すみません。合計4000字近くあります。

なお、「徒歩旅に至るまでの話」みたいなのは、思いつきなので全く無いです。すいません。


それでは早速。スタート!!

5/13(土)#0時間目

ホームゲームのある普通の土曜日、俺は快速多摩センター行きに乗り、町田へと向かった。


俺は発車直前に飛び乗ったのだが、サンリオピューロランドカラーに塗られた電車には、カップルどころか人もまばら。余裕で座れましたね。

12:15に多摩センター駅に到着し、PASMOをチャージして鶴32・鶴川行きバスに飛び乗った。


学生時代、デートでケーキ食べてたら
女の子がタルトの端を割り損ね、
硬いとこがこっちまで飛んできたことが
あったマグレブ。懐かしい。

前日、とある方と話題になった多摩クリスタル前をバスで通過。カメラを構えるのが遅く、前の建物しか取れなかった。看板の色が鮮やかな青から海老茶になってたのに時代を感じた。

この裏側にあるのが
多摩の青少年の心を踊らせた
伝説の店・多摩クリスタル

ちなみに、昼食はない。アウェイでは金を落とさないぞ!と決心してきたので、最後、少しオヤツ食べたが何も食べなかった。朝もシリアルのみで軽めの調整。そもそもおじさんがなんか食うのは評判が悪いらしい。俺にはおでんやメンチカツ食う余力はなかった。

ゴリラっぽい食事を
と考えたらこれになった

さて、やっとバス到着。神奈川に入った。

降りてすぐアウェイの洗礼に合う

バンバータの試合。これを開始直後から少し見て味スタに向かう予定だったが、そもそも雨もあって出遅れた。
もっとも遅れたメインの理由は顧問とコーチがクソなので部活(バレー部)に行かないと言い出す息子を説教して宥めて送り出すのに一時間ぐらいかかってしまったことだが・・・

この車いつ見てもかっこいい

試合についてはまあ0.5イニングしか見ていないので何とも言えない「勝てばよかろうなのだ」(笑)

森田選手の三振に
不吉な予感を感じつつ球場を後にする

チャントらしきものが山の下まで聞こえていたので、ヴェルディサポ頑張ってるなと思ったら、ゼルビアレディースサポだった。

すぐ向かい側にはサッカー施設があった

試合途中で徐ろに抜け出し、味スタへ向かうことにした。この時点で既に1時間予定遅れの13時だった。

5/13(土)#1時間目(4.4km)

さて、バンバータの戦いを見届けたあとは、いよいよ俺自身の闘いが始まる。

よくわからないなんとなくノリだけで、13㎞先の味の素スタジアムを目指し、PM1:00徒歩遠征のスタート

本日のゴール地点は味スタ。小野路球場からの距離はおよそ13kmである。Google先生は2時間50分かかるという。

山を下って道端に立つといかにもロードサイドな風景が広がる。

イエローハットさん染野くん貸してください

一日ほぼ基本的に町田調布線沿いをひたすら歩くルートになる。

この日最大の心折られポイントは、この黒川までの一時間。

GoogleMapが適当な方向を出すので登らなくてもいい坂を一つ登った。基本、アップダウンの繰り返しで、3回ぐらい坂道を登らされ、体力がかなり削られた。

おそらく登らなくて良かった坂
下り坂もかなり膝に来る

なんとか軌道に乗ったのが和光中・高校辺り。あとは基本まっすぐでした。

やはりバスは神奈中バスしか見なかった

30分超えた辺りで店が出てくる。知ってるお店が一気に増えてきた。まだまだ元気なので、そのまま進む。

セブンイレブンとか
マクドナルドとか見ると安心します

ここから一段ギアを上げて歩き出したのですが、雨で路面が滑るのが気になりだします。雨なのでデッキシューズにするかまよったのですが、ジョギングシューズにしてよかったなと思った瞬間です。

ここを抜けると速そうだったので
Map無視して突撃
きれいな竹藪の横を通過

少し行くと急にオフィスビルだらけで驚く。どうもテック系ぽい会社が多いなと思ったらマイコンシティというのがエリアとして存在するらしく、なかなかきれいに整備されてました。筑波の工業団地っぽい。

マイコンシティってのが80年代風で良いですね
駅近くの果樹園ぽいところ(梨?)
駅上から見る小田急線。子供は好きそうな景色。

なんとなく駅のあたりで一時間が経過。GoogleMapの提示する時間を縮められず、時間内の到着を断念したあたりですね。

行程のどの辺なのか見当があまりついていないので
この辺が少し不安だった

5/13(土)#2時間目(4.6km)

ここら辺で走っても間に合わないなと思い、足元も不安だったので、ハーフタイム到着を目指しました。まさかあのタイミングになるとは・・・

さっきの坂道を登って少し行くと若葉台が見えて、心から安心しました。あーやっと東京だと。

昔は若葉台駅前、何もなかったので
おそらくこの時点でさえ
どこが分からなかったかも?


なんだろうこのエリア?
と疑問に思い進むと
よみうりランドのとこにもあるやつでした


山を降り、川のそばに来ると
急に多摩の感じが出ますね


やっと若葉台

若葉台まで来ると、ほんと多摩に入ったなという感じが出ます。見慣れた光景で安心しました。あとは川沿いを行けば、多摩川に行くなと安心したせいか、徐々に疲労を感じ出します。

初めての栄養補給。懐かしくて買いました。
こういう川が多摩だよなあと
実感しつつひたすら歩きます

もうこの辺は多摩エリアなので特筆することもないのですが、平坦で歩きやすかったのと、曇り空で暑くもなかったので快調に進めました。

緑がちるさんなら
美味しそうなお団子を購入し
絵になる写真を取るポイント

なんだかんだで稲城に入り、川を渡る手前で2時間が経過しました。

謎の石碑。偉い先生だったのかな。
学生の頃、この辺で家庭教師していたのを
思い出しました。

5/13(土)#2時間目(4.6km)

よし!橋を渡るぞ!と思った辺りで、雨脚が強まり、急に疲労し始めました。そして試合も開始。ダ・ゾーンを再生しながら、撮影し、twitterに投稿するややこしい状態になりました。

ここから橋までが意外と距離があった
本日一回目の食事。偶然リュックに入っていた
ブラックサンダー。

あとは多摩川を渡るだけというところで、テンションが上がったので、なんとか乗り切れました。この時間帯、雨は結構強かったです。

歩いてこの橋を渡るのは初めての体験

橋の上からは味スタも見えてきたので、ほぼほぼゴールだなと思ったのですが、登山と一緒でここからが長いんだろうなと、最後の気力を振り絞りました。
ダ・ゾーンを見ながらなので写真が少なくなったのは反省点ですね。

飛田給駅の南側も初めて来たなあと

5/13(土)#ゴール

で、無事ゴール。2時間50分、Google先生の言う通りの時間でした。

到着直前、階段を登っている辺りで
先取点を許し複雑な気持ちで撮影

ゲームについては、首位と肉薄する6ポイントゲームで、相手の強さの前に勝ち点を取れませんでしたが、さほど悪くない内容でした。悲観することなく、最後まで走り抜けましょうという気分です。頑張れ、ヴェルディ!

さて、長々と書き連ねてきた徒歩遠征記ですが、もう少しだけ続きを。

この先同じような徒歩遠征を検討しているヴェルディサポもいるかもしれないし、歩いて東京まで来ようとする町田サポもいるかもしれないし、まあ何かの参考になればと思い、今回の旅の良かった点・反省点を簡潔にまとめます。

良かった点

・リュックがほぼ空だったこと

軽くて助かった。

・スマホバッテリーを持ってきたこと

最後、色々立ち上げてたらバッテリーなくなってきたので良かった

反省点

・何か飲み物か食べ物を持ってくれば良かった

・息子氏の説得をもう少し短くすべきだった
お陰でキックオフに全然間に合わなかったw


さて、今回みたいな中距離徒歩遠征、「またやりたいか?」と聞かれたら。

俺の足と腰辺りは激しく抗議の意を示すかもしれないが、少なくともGorikongの首から上は「ちょっともういいかな」と思っているのは事実。

実際、大宮までの距離を調べ(味スタから約34km)「うーんこれは何回休むか」と呟いたり、ヤマハスタジアムまでの距離を調べ(味スタから219km)「一週間なんて無理」と計算したりと、早くも脳内で拒絶している。

実際に決行することはないので続きはないですからね。(笑)


最後に。

繰り返しになりますが、Twitterで温かいリプライをくれた皆様、改めて感謝を申し上げます。本当に励みになりました。ヴェルディサポーター、ほんと優しすぎ。本当にありがとうございました。

あとホントに最後に一言。

結論 町田は神奈川

以上、ありがとうございました。


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