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【プレビュー】FC町田ゼルビア 2023年第11節 ヴァンフォーレ甲府戦

こんにちわこんばんわ。ひだりです。
先週の連戦を乗り越え、ちょっとほっとしています。

今回はある程度映像も見れたので(仮)は取りまして、プレビューです。よろしくお願いします。

大分トリニータ戦 ざっくり雑感

ゲームプラン完遂!
個人的に大分戦の予習で見ていた大宮ができたこと、山口ができなかったことを良くふまえた対応がなされていたように見えました。マジで参考にしていると思う。連戦中のところ、スカウティング体制素晴らしい仕事です。

1点目、あれよあれよの変化からのゴール、美しかった。
Jリーグ公式も認めたデザインセットプレイ。

今回は友人と見ていてちょうど磐田戦でのあれこれの話をしていた直後にこのセットプレイが決まったので「どうだぁあああ高校サッカーぁああああ!!」と吠えていました。
ゴールにつながるセットプレイはなんぼあってもいいですからね。
今回は小学生がたくさん招待されている中で、ああいう得点は盛り上がります。

なお、昨年のJ2年間ベストゴールとなった山口一馬フリーキックの決まったアルビレックス新潟戦も、小学生招待試合でした。ホーム毎節招待すればいいのでは。

ミッチェル・デューク不在の中、どう戦えるかが懸念でしたが、ハイプレスからのショートカウンターというシンプルな戦い方は、ボール保持チームに対して汎用性もあるので、結果を出せたことはチームの自信につながりそうです。

来節から怪我人も少しずつ戻ってくるということなので、複数の戦い方を持って、ここから勝ち星を積み上げていきたいところ。

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以下もあえて入れます。

エリキの空中戦すらしは、OKとかダメとかとも別に、起こり得るプレイとは思っている。エリキに限らず、ちょいちょい見かけるような。(甲府の試合チェックしてても近いやついくつか見た気がする)

このプレイが危険な状況を生んだのは事実なので、なにかしら対応を考える必要はあるのかもしれない。
ただ、「空中戦仕掛けられたら、ちゃんとジャンプして競りましょう」では、相手の土俵に乗るだけなので、あまり解決にならない。

下記のような知恵袋記事はあった。

思えばはるか昔、エスパルス時代の大前元紀が井上裕大と競って怪我したのもこの手の形だったっけ……。

守備者の飛び方によってはエリキの方が潰された可能性もあるシーンとも思うのですが、こういうの、正しい対応ってあるんですかね、、詳しい方いらっしゃいましたら、コメントやtwitterでぜひ教えてください。

以下 有料記事

動画

ゼルアルは金曜公開。
でも動画多い。

ミル兄動画、ここまで解説されちゃうと怖いけどめちゃくちゃおもしろい。。

トリサポさんのYoutubeアカウント多い!

ヴァンフォーレ甲府について

ゼルサポみんな大好き甲府アウェイ。
家族旅行がてらで今節は行く予定です。

メンバー一覧・移籍動向

さっかりん http://soccer.phew.homeip.net/contract/list/# より引用
さっかりん http://soccer.phew.homeip.net/team/?team=%B9%C3%C9%DC&year=&sort=position より引用

移籍・非更新・引退による流出人数に比べ、補強の手厚さが光る。
天皇杯優勝の(賞金含む)成果ならびに9月からのACLも見据えた布陣ですね。

やはり個性強い前線アタッカーに目が行きますがFC東京から期限付き移籍で来てる品田 愛斗がちょっと気になります。

10試合中8試合(先発6)出ているので、スタメンにけっこう食い込んでる。

ヴァンフォーレ甲府の戦い方

4231を基本陣形にストライカー兼フリーマンのピーター ウタカ+2列目3枚のプレスにサイドバックも攻撃に関わり、奪ったら素早く攻める、ソリッドな攻撃を目指す。

ピーター ウタカ、三平和司、長谷川元希

ここぞの場面での決定力と、場面ごとに気が利く動きができる3人が前線に揃っているのが強み。

三平は前線プレスに積極的に走り、守備に裏抜けに後半交代前提のハードワークを続ける。

ウタカはフリーマン的な動きで、守備ではパスコース切り(通常ややゆるめだが、あえて観て溜めてる気配も)、攻撃ではボールの受けどころとして機能する。
2列目でのボールの散らし、機を見た裏取り・プレスバックなど、他の選手の機動とはあえて少しズレた動きで攻撃に変化をつけている。
法則に乗らないのが弱みで強みという感じ。

ボランチがCB落ちてビルドアップ

ビルドアップではボランチ(松本凪生が中心っぽい?)がCB2枚の間に落ちてビルドアップ。サイドバックが高く上がり2列目と連携して攻撃参加する形。サリーですね。

サイドにも鳥海・須貝など突破能力を持つ選手も揃えているのも定石通り。

GK河田のビルドアップ能力が高い

GK河田の攻撃につなげるパス感覚が良く、DFラインを動かした上で、攻撃の起点になるところにボールを出せる。
ビルドアップ隊の1人としてカウントできる。

栃木戦 86分には自陣からのFKで栃木GKが前に出ていたのを見てシュートを狙うなど。


前向きなプレスで奪って、ボランチがCB間落ちる、サイドにハードワーク+速い選手、前線アタッカーの質を活かす。

基本フォーメーションこそ442-4231 で一応異なるものの、作ろうとしている戦いの形はゼルビアと良く似ている印象を受けます。(442と4231 は構造上親戚感も強いし)

昨年の天皇杯前半など出足の良い時の甲府の印象は実際、ゼルビアの良い時の守備と本当に似てると思うし、同じ都内勢であるヴェルディ・FC東京と比べれば、見据えているサッカー感としては甲府の方が断然近い。
ミラーマッチとまで言える形になるかはわからないですが、じりじりした戦いになりそうです。

そして、町田の天敵たるピーター・ウタカがいる点は、もうその一点だけで恐ろしい。個人戦術。いつだか踊った日もありましたっけ……超厳重警戒。

攻略のポイント

中盤で奪う、球際で負けない

基本戦はいつも通り。球際で負けない。
中盤プレスで奪ってショートカウンターをシンプルにやり切る。

甲府は横パスでスラしてプレスの焦点をしぼらせない形で中盤の隙をうかがってくる。
大分戦でも見せた動き直しとコンパクトな守備で、ボールホルダーに対して面を作って迎え撃ちたい。

70分までじれた展開になることを覚悟する

ゼルビアも甲府も奪ったら素早く前で取り切る形を持っているので、基本噛み合う試合になりそう。

双方点の入らない展開になってもじれない。
甲府には、相手がじれれば隙を突く実力が十二分にあることは昨年の天皇杯で証明済み。

2列目(前線プレス3枚+ウタカ)の裏をどう使うか

ウタカは基本的に前目でフリーマン的に動く色が濃く、プレッシング要員としては2列目3枚がウタカを追い越して順次プレスをかけてくる。
結果としてウタカが2列目位置に下がることが多い。

ウタカが2列目に位置するタイミングでウタカの裏(あるいは2列目3枚がハイプレスに動いた時に空いたスペースとも言える)でボールを受けられると、展開できる可能性が生まれそう。ボランチとSHの連動で動きながら2列目裏のポジションでボールを受けたい。

その位置でボールを持った場合、近くに甲府のボランチ2、奥にDFが4人がいる。また、ウタカも猛烈なプレスバックを仕掛けてくるので時間はない。
2列目がボールを受けたタイミングで、2ボランチ脇+前線アタッカーの三角形で前に切り込みたい。
サイド大外の位置 または ハーフスペースを裏抜けする縦への動き出しがあればワンチャンパスを刺せそうる。

ウタカを消す

ウタカは緩急の変化の付け方が巧みで、消えたフリからの効果的な前進。勢い持って前進する際はDFひとりではなかなか止めようがないパワーで来るため怖い。DF・ボランチ等の挟撃で対応したい。

また、ウタカは人を使うのも巧み。そのパワー・存在感をフックに他選手を活かすプレイにも、ゼルビアは結構やられまくってきた。。

ウタカの前進は警戒しつつも冷静に、チーム全体として他の選手のアクションからもゴールを隠すことを徹底したい。

セットプレイでの得点

甲府の13失点のうち最多5失点がセットプレイ。

Football LAB https://www.football-lab.jp/kofu/ より引用

ゼルビアの強みなので、早い時間帯でセットプレイで1点取れると楽な展開に。

まとめ

甲府は大好きな街なので、行くこと自体楽しみです。

それはそれとして、7戦勝ち点15を取るには、勝つしかありません。勝ちにいきましょう。共闘!

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