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アマチュアカメラマンから見る「プロのカメラマン」はこういう仕事になるという未来予想図

私、旅館で働いています。本業はサラリーマン。

料理や部屋、風呂、等々施設概要で紹介されている写真はプロが撮影しているなんて事がほとんどという、そんな裏事情。

今、5Gという携帯電話時代を迎える中で、世の中のマーケットの主流がパソコンから携帯電話を介したマーケットに移行しているという事実がある。旅館業界だって、旅行サイトはもう携帯で予約や情報収集ができる事を前提とした仕様になっているし、携帯電話やタブレットの仕様も様々なオンライン決済に適用できるようになってきた、正確には適用できなければ売り上げが上がらないという、そんな時代。旅行だけじゃなく、Amazonやネットオークションだってそんな時代なのだ。

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買い物が携帯電話でできるのに、販売設定はパソコン??いつまでそんな事やってるの??商品の写真だって同じ時代の流れにある・・・寂しいけど。

はっきり言えば、物撮りを専門にするプロの写真家は絶滅します。だって携帯やタブレットを使って撮影した方が自分の意図した構図、色、ブランディングに沿ったものが撮れるのだ。1回の撮影費で数万以上の経費を払うなら携帯に有料の写真撮影アプリや写真編集アプリをダウンロードして何年も使い続けリアルタイムで情報を更新する方が効率的ではないか。つまり、販促に使う写真なんか自分で撮れなきゃ商売は成り立たないという時代なのです。

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んじゃ、プロの写真家ってどうなるの?という、そんな疑問がありますよね。


自分が撮りたいものを「アート」として成立させたマーケット戦略を実行できた人が生き残る時代です。一眼でもコンデジでも携帯でも、「いい写真」という曖昧な定義の写真は残念ながら誰でも撮影や製作できるチャンスがあります。それをどうやって「拡げる」のか、そういう自己プロデュース力が試される時代なんだろうと思います。表現するもの、どういう風にアピールするのか、どうやって拡散させるのか。写真だけで勝負できて稼げる時代ではないという、そんな事を感じております。


自分がプロになれない理由・・・腕だけじゃなく、自己プロデュースの力もないという、そんな理由もわかっています。生きる術というか、とことん自分をアピールするという、そんな気持ちが大事なんじゃないでしょうか。

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面白いを追求する、それが楽しみであることを忘れずに・・・

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