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透明になってる大根、食べられるよ。

ウォーキングの帰り道、無人販売で大根葉が付いた大根が販売されていたので100円を淹れて購入した大根。なんと切ってみたら、皮を剥いてみたら中も外側も透明に変色していました。購入したばかりの大根の断面のほどんどが透明に変色していました。そうなることは知っていたけどまさか無人販売の大根がそういう状態にいたとは、大根さんの気持ちを考えたら私が連れてきてよかったのかもしれないな~って残念がるキモチよりおいしく食べて揚げたいキモチが強く湧いてきました。

ここでは、
①そもそも透明に変色しても食べられるの?
②透明になった原因は?
③青や紫になった大根は食べられるの?
④大根が腐ると、どうなるの?
⑤正しい保存方法について。
⑥透明に変色した大根をおいしく食べるレシピ

についてまとめました。

透明になる以外に青くなったり紫に変色するケースもあります。食べられるものはなるべくおいしく食べたいですね。
不気味な状態の大根ンを正しく見極めて最後までおいしく食べきれたらいいですね。


切り口が透明になっているもの

切ってみたら透き通っていたり、紫いろに変色していることもある、大根。色がいろなのでカビのように見えて怖くなりますね。

切り口が透明になっているのは、保存状態が悪いと起こります。
購入してから常温で放置してその後冷蔵庫にいれてまた常温で放置したり、冷蔵庫に入れて常温で放置して再度冷蔵庫で保存したり。保存時の温度によっておこる現象で、「水晶現象」に。

「大根は冬野菜のなので高い温度が苦手」

腐っているわけでも病気になっているわけでもなくこれは生理現象です。
そのため透明になったところも食べられまが、風味が落ちていたり、苦みを感じることがあるので煮物にして食べるのがおススメ。(生食には不適切)


透明になった原因=水晶現象

ゆでた大根葉透き通っています。
大根は、本来透明な事をご存知ですか。
内部に含まれている空気で光の反射が屈折して起きることで白く見えています。ゆでると繊維や細胞が壊れて、内部の空気が押し出されて水が入り込み透明にみえるんです。冷凍した大根は透明になります。味はおちるけれど細胞や繊維が壊れるため味が染みこみやすいメリットがあります。

表面も透けてしまったのは・・・・凍ってしまったから

凍ると体積が増えて、繊維が壊れて空気が抜けてしまうことで透明に見えるようになります。

透明になる以外にも紫色とは違い青色や黒色に変色することもあります。
大根を輪切りにした時、切り口全体が青かったり、芯に近い部分に黒い点や筋があるのは「青あざ症」という現象です。保存状態ではなく生育段階の環境が原因で起こります。これも病気やカビではないので問題なく食べる事ができます。


大根の見極め方

中が透明かどうかは切ってみないとわからないのもがほとんど。
買ってきたばかりの大根がそういう状態だと、どういう状態で保存されていたのかを考えるとゾッとします。

水晶現象や青あざ症は、外から見ることが困難で、1本のまま購入するよりも半分にカットされているものを購入したり、根元の先が切れているものを選びましょう。切ってからショックを受けない、リスクを減らす方法として。


大根が腐ったり・傷みがひどい大根

■触ると異様に柔らかい。(触った感じが少し柔らかい時は乾燥によって水分が抜けただけで食べられることもある)しかし、ぐにょぐにょに変形するものは食べるのをやめましょう。大根の葉っぱが黄色くなっているものはかなり傷んでいるので残念ですが諦めましょう。

■洗っても取れない、ぬめり。

■中が濃い茶色。

■溶けたようになる。

■酸っぱいような変な臭いがする。

■カビが生えている

このような状態の時は直ちに廃棄しましょう。臭いが気になる時は新聞紙にくるんでビニール袋に入れてゴミ箱に捨てましょう。


正しい保存方法

5度以下の野菜室で保存しましょう。
◎葉を切り落とす
◎立てて保存する(高さを調節して)
◎キッチンペーパーにくるんでからラップやチャック付きの袋に入れる。キッチンペーパーは濡れたらこまめに取り換える。

温度のほかに乾燥も大敵!!!!

野菜の鮮度を保つためには生育環境と同じ状態を保ってあげることが大切。


透明の大根をおいしく食べる調理法

しっかりと味付けをすることがポイント。
拍子木切りにした大根を油で炒めて、砂糖とみりんとしょうゆで味付けして。これだけでおかずになります。一味唐辛子や七味唐辛子をかけると一気におつまみに大変身します。
他にはぶり大根や、豚バラ大根や、豚の角煮と一緒に炊くと、濃い色でに付けることで全体が透明になり違和感なく食べる事ができます。


凍ってしまった大根の行方は、拍子木切りにして油炒めにしてたべたり、豚肉とこってり煮込んでいただきます。


大根がおいしい季節。
不気味な大根を見かけてもあわてずに、おいしく食べて寒い冬を楽しみましょう。








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