「日本一チャレンジする町」横瀬でカラフルタウンを目指す
7月12日から14日まで滞在したLAC横瀬で、地域おこし協力隊の赤岩亮輔さんにお話を伺いました。
場所は、LAC横瀬のすぐ近くにある「チャレンジキッチンENgaWA」(えんがわ)。
地域おこし協力隊の方々が運営しており、地元の食材にこだわった商品を開発・提供しています。
横瀬産の茶葉を使っている、ほうじ茶ラテがすごくおいしかった!
まずは、地域おこし協力隊に応募したきっかけから聞きました。
地域おこし協力隊に応募したきっかけ
ーー地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。
就職活動に違和感を抱いており、大学4年生の時に「就職はしない」と決めました。
その後大学院に進学したものの、休学して自転車で埼玉県から南に向かって旅。山口県に達したところで(新型コロナウイルスの)緊急事態宣言が発令されたため中断しました。
旅をする中で自然豊かなところで暮らしたいという気持ちになり、地域おこし協力隊に興味を持ちました。
横瀬町を選んだ理由
横瀬町が掲げる「日本一チャレンジする町」に魅力を感じたからです。
前例がないことや成功するか分からないことにも挑戦していこうという、他の地域にはない攻めているところが気に入りました。
1日のスケジュール
ーー一日のスケジュールを教えてください。
日によって異なりますが、午前中は大体次のような感じです。
5:00 起床
6:00 駅前食堂でモーニング
7:00 ブドウ畑で作業
9:00 事務作業
午後は地域の農家さんの畑で作業を手伝ったり、農作物を引き取りに行ったりとその日によってそれぞれですね。
協力隊で取り組んできたこと
「駅前食堂」オープン
2021年7月から協力隊に参加しているのですが、研修を終えてすぐに横瀬駅前の食堂を運営していた企業が撤退することになりました。
駅前は町の顔ですし、観光案内所としての役割も大きいので、協力隊が運営することになりました。
9月からメニュー開発をして、10月にオープンするというタイトなスケジュールでしたが、無事にオープンすることができました。
内装は地元の中学校の美術部の生徒が手掛けるなど、地域の人たちも巻き込んで営業しています。
チャレンジキッチンENgaWA
ーーチャレンジキッチンENgaWA(えんがわ)は2022年3月末にオープンしたそうですね。
「EN」には出会いの「縁」、応援の「援」、経済の「円」の三つの意味があり、それらを循環させて「WA」を作っていこうという思いが込められています。
地元産の食材を使っての商品開発はジャム・グラノーラ・シャーベット・おからばー (おからを使用したスティック状のお菓子)・カレー・クラフトコーラなどが既に商品化されているので、ゆくゆくはふるさと納税の返礼品にしていきたいという想いもあります。
残りの任期でやりたいこと
ーー残りの任期でやりたいことはありますか?
2023年の7月で、協力隊として3年目を迎えました。
基本的に任期は3年なので、残りはあと1年になります。
駅前食堂もENgaWAもオープンして1年以上経ったものの、感覚的には正直まだまだ始まったばかりで課題もたくさんあります。
協力隊に参加して家族や親戚のように大切に思える人が増えているので、
関わっている人たちともっといい街にしていきたいと思います。
横瀬町に来る方へ
ーー横瀬町を訪れる方へメッセージをお願いします!
横瀬町は、多様な人が多様なしあわせ・ライフスタイルを実現できる「カラフルタウン」を目指しています。
多様な幸せが花開く街として、色々な生き方や働き方を認め合いながら街を作っていこうとしています。
その挑戦を見に来てほしいし、いいなと感じてもらえたら一緒に参加してください。お待ちしています!
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