あさりと菜の花のレモンキーマカレー
飛騨にもやっと春がやってきた…と思ったら、ぶり返したように雪の寒い日が続き、今週もチラホラ雪予報。
いつもはこのくらいの時期になると雪解けの田んぼ道のフキノトウで春を感じるのですが、今年はスーパーに並ぶ食材を見てと春を感じてます。
春キャベツ、新玉ねぎ、菜の花、山菜のほか、ホタテやアサリも増えてきました。
それなら、ちょっと［あさり］のカレーで作ってみますか！
と、先日新しいカレーパウダーのお披露目食べ比べ試食販売に合わせて、「基本のカレーパウダー”マイルド”」をベースに作ってみました。
試食販売は皆さんになるべく同じ具材があたってほしいので、基本キーマカレーになるのですが、このカレーはまさに試食販売向きのカレーと言えるでしょう！
あさりのカレーと言えば、僕は名古屋の鶴舞にある［カリーみよし］さん。
いつも3種の相がけを頼むのだけれど、この［あさりのカレー］に当たるととてもテンションが上がるくらい好きなカレーです。
今回はそんな［カリーみよし］さんへのリスペクトも込めて作ってみました。
レシピ
【あさりと菜の花のレモンキーマカレー】
材料 ー4人分ー
□植物油 大さじ3
□にんにく 1かけ
□生姜 1かけ
□玉ねぎ 1個
□アサリむき身アサリむき身（冷凍） 150g
□レンコン 50g
□鶏ひき肉 200g※
□菜の花 半束
□ココナッツミルク 160g
□レモン汁 大さじ1（約1/2個分）※
□レモンピール 1/2個分※
□塩 小さじ１
□基本のカレーパウダー”マイルド” 大さじ2
□水 140cc
※レモン、鶏ひき肉は国産を推奨
下準備
タマネギ、にんにく、生姜はみじん切り、レンコンは5mm角、菜の花は食べやすい大きさにカットしておく。レモンは半個分を絞り、レモンピールはよく洗ってから皮をそぎ取り、千切りにしておく。
手順
鍋に植物油を入れ基本のカレーパウダー小さじ１中火で熱し、
油にスパイスの香りを馴染ませる。
１に玉ねぎ、にんにく、生姜を入れ中火できつね色になるまで炒めたらアサリを入れて軽く炒め合わせ、水を加えてアサリのうま味を引き出す。
２に鶏ひき肉とレンコンを加えほぐしながら火を通したら、残りのカレーパウダー・塩を加えスパイスにもしっかり火を通したら、ココナッツミルクを加え一煮立ちさせる。
３に菜の花を加えて軽く火が通ったら、レモン汁、レモンピール、を加えて混ぜ合わせたら鶏出来上がり。
おかげさまで高評価！
飛騨スパ研の作るカレーは柑橘系のフルーツをよく使います。
特にレモンは、爽やかな酸味を少し加えるだけでカレーの味をまとめてくれるので本当に重宝。
でも、それよりも［レモンキーマカレー］って［レモン］が入ることによってぐっと魅力が増すような気がしています。
「キーマカレーの試食いかがですか？」というと素通りした人も
「レモンキーマカレーの試食いかがですか？」というと、やっぱり食べようってなる。
そしてご試食いただいた多くの方から
「うわっ！お店の味！
こんなカレーが家でも作れるんですか！？
ちょっと作ってみたいなぁ！］
なんて評価をいただきます。
作れるんです。
スパイスカレーはそんなに難しい世界じゃない！
そんなことをお伝えしながら、
出来れば、体が喜ぶオーガニック食材で作ってみたり、
そうすることで心もアドバンテージを受けて喜ぶ
なんていう体験をしていただけたらなぁ・・・と常々思いながら研究をしています。
今年も春がやってきました。夏に向けてぜひ家庭菜園などでオーガニックの野菜を育てて、その野菜で最高のカレーをつくる！なんてイメージをしながら作ってくれたらありがたいです。
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