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旅するBD-1、東海道五十三次旧道を行く_48:坂下宿(鈴鹿峠)
DAY 5 11:08_坂下宿(鈴鹿峠) 2018.3.27の記憶
●鈴鹿峠はいつも旅人と話す場所だった
宿場町には連子格子の建物だったり、かつての街道筋だったことを連想させる雰囲気が残っているものです。しかし、坂下宿にはそうした残り香がほとんどありません。確かに、沿道沿いに民家が増えますが、それは山間の道路を走っていれば普通にある集落と一緒です。
もともと小さな宿場だったならば気にもなりませんが、かつては本陣が3軒と脇本陣1軒をあわせて旅籠が51軒もあったという賑わった宿場でした。この栄枯盛衰ぶり、落差ぶりは東海道でも1、2位を争うほどといっていいかもしれません。
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