レンズ沼あれこれ:ソニーα100とTokina AT-X AF 17(17mm f/3.5)
今回はトキナーの広角レンズ、Tokina AT-X AF 17(17mm f/3.5)を、ソニーのα100(2006年発売)で使っていこうという試みです。
トキナーAT-X AF 17は1993年ごろの発売でキャノンEFマウント、ニコンFマウントもあるようですが、手許にあるのはソニー(というかミノルタ)Aマウント。写真で見る限り、Fマウントモデルには絞り環があるようです。また、ほかにPRO版もあるとのこと。同じモデルでも数種類あったんですね。
金属フードと一体化しているレンズ。どうしたらこうなる?と思ってしまうくらいのダメージがあります。金属フードでも、曲がるときには曲がるんですねぇ笑
そのぶんお買い得価格だったので、文句はこれくらいにしておきます。広角単焦点レンズが手に入ったのだからヨシとしましょう。
Tokina AT-X AF 17(17mm f/3.5)
マウント:ソニー(ミノルタ)Aマウント
レンズ構成:9群11枚
絞り羽根:7枚
重さ(実測):402g
今回の相棒α100ですが、有効画素数1020万画素のCCD機で2006年発売。かつてのミノルタファンだったり、そもそも…をさかのぼっていくのがお好きな方はご存じかと思います。ソニーのデジタル一眼レフ機初号機です。ニコンD70を使う時も同じスタンスなのですが、もはやいつ不具合が生じるかわかりませんし、今のうちに使っておいてあげたいなとの思いを持って使っております。
さて、フルサイズ換算約24ミリ。なかなか新鮮で楽しいですね。普段は中望遠〜望遠のレンズを使うケースが多いので、なおさら驚きの連続です。最短撮影距離は25センチ前後。頑張って被写体に寄ってみるのも面白い。
絶妙のグラデーションに圧倒される夕刻の空が大好きなのですが、その日によって微妙に違うのもまた魅力。以下4枚は違う日に撮影しています。ほぼ同じくらいの時間帯でも、日々移ろっていく感覚に酔いしれます。
カメラ側に手ブレ補正があるといっても、さすがに手持ちでピタリと止まるほどじゃない。逆にエモいと感じていただければ幸です。
神社では秋祭りの準備。そういえば聞こえてくる虫の声がガラリと変わった。
広角単焦点レンズはそれほど持っていないので、たまに使ってみるととても新鮮です。楽しい時間を過ごせるセットでした。フードが曲がっているのはご愛嬌ということで笑
もちろん一発で思い通りに…というわけにはいきませんが、そこは何度でもチャレンジすればいいですよね。そんな試行錯誤を楽しむのが吉。
なお、レンズに関する記述や評価はすべて、素人カメラマンの個人的な感想です。誤った情報や評価などがあれば、ただちに修正していきたいと思っています。その点はご容赦ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。