真面目に、そして時々うわの空に

寝不足で1日を過ごした。

夕食を済ませた頃フォトグラファーの友人より「今日女子フォトグラファーでオンラインするけど参加しない?」とLINEが届いた。会えずとも顔を見て話せる便利な世の中である。

元々大勢でワイワイ賑やかな空間があまり得意ではなく、寝不足であった為どうしようかと思ったが、せっかく誘っていただいたので参加の意志を伝え、時間の確認をした。しかし、友人から返信がないまま時間が過ぎていった。21時を回る頃には寝不足が祟り睡魔は最高潮となっていた。少しだけ…と眠りにつき、目覚めると22時半を回っていた。「やばい…やってしまった」と焦りながらスマホを確認すると友人からは音沙汰無い状態のままであった。オンライン会が始まっているのかすらわからず、ぼんやりとInstagramを開くとお誘いしてくれた友人からメッセージが届いていた。どうやら友人のスマホが突如フリーズしLINEで連絡が出来なかったようであった。オンライン会はどうやら始まってそんなに経っておらず、ZOOMの招待状を一緒に添えていてくれたので参加した。6人の女性関西フォトグラファーで他愛ない話をした。皆初めましてでもないが、非常に付き合いが長いと言う訳でもなく、ぎこちない微妙な空気感が時々漂っていたが2時間程会は行われた。私はウンウンと聞き役で楽しく過ごした。その後私を含めた3人だけが残り会話を続けた。

人数が少なくなると不思議な事に聞き役だった自分が自ずと会話のキャッチボールをし出す。

人数が多い会合やイベントは「自分が喋らずとも話は勝手に盛り上がる」と思うし、各々皆仲の良い人らの集まりであっても、Aさんはこう思っているだろうけど、Bさんは逆な意見を持っているからバランスを取るのは難しいなぁなどと感じ始め、体が疲労感を覚え出す。終いにはそこに集中出来なくなり上の空で全く違う事を考えて過ごしている事も多い。なので急に話をふられると「え?なんのことだったっけ?」と心の中ではパニックになる事もしばしばある。エネルギーを使うのだ。

少人数だと、相手にしっかりと向き合う事ができるので気持ちも非常に楽で集中しやすい。なので私は少人数での付き合いが好きだ。それでも長年付き合いのある友人から言わせてみれば「今違う事考えてるなと言うのはすぐわかる」のだそうだ。顔に表れるのだろう。(ココは今後修行を積んで悟られないようにしなくてはならない自己課題だ。)

人間十人十色とはよく言ったもので本当に多種多様な人がいて、非常に合う人もいればちょっと苦手だなぁとか、(滅多にいないが)この人ととは会話もしたくないと思う人もいる。色々な人がいるので致し方のないことだ。

今回のオンライン会に「少し苦手かもしれない」と思う人がいたのだが、少人数で話した事によりその人の意外な素顔を見ることが出来、好感度が自分の中で上がり「もっと話してみたい」と思う気持ちになった。この先もっと仲良くお付き合いが出来るかもしれない。いくつになっても友人の輪が広がることはありがたい。お互い最初心の距離があれば徐々に仲良くなるのが自然なのであろうが、今回友人の誘いにのって良かったなぁと思う時間であった。

明日も良い一日だったと思えるような一日にするためにまずは寝不足を解消しようと思う。

皆さんも良い一日だったと思える日々でありますよう、今夜もおやすみなさい。

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