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新鮮な魚介料理に舌鼓|食事処 海船(石巻市中央)

 杉山水産㈱の食事処「海船」(うみふね)(高橋賢次店長)は、かつておしかのれん街=石巻市鮎川浜=で人気を集めた浜料理の店。同街の閉場に伴い、今年8月に同市中央で移転再開した。鮮度の高い海の幸を安く提供し、平日昼はお得なランチが魅力。酒に合う魚料理や入手困難なこだわりの日本酒も取りそろえ、夜は左党の舌もうならせている。

気になる店 食事処海船 (102)

今夏、鮎川浜から中央地区に店舗を移転再開

日本酒にもこだわり

 一番人気は、宝石のように光り輝く旬のネタをふんだんに使った「海鮮丼」(税抜1500円)。三陸産の新鮮な地魚を使用し、入荷状況によって内容が変わる楽しみがある。「鯨の竜田揚げ定食」(1200円)は、ツチクジラの柔らかくジューシーな肉質が特長で、のれん街時代はバイク乗りから絶大な人気を誇った。同じく看板メニューの「穴子丼」(1200円)は同市小渕浜で取れたアナゴを使用し、特製タレとふわふわの身がくせになる逸品だ。

気になる店 食事処海船

新鮮なネタを盛り込んだ海鮮丼(左)とジューシーな身が魅力の鯨の竜田揚げ(右)

 平日限定のランチメニューは税抜550~1,000円のお手頃価格で楽しめる。鯨の竜田揚げは900円、ミニ海鮮丼、ミニアナゴ丼は各700円。お子様プレートも唐揚げやハンバーグ、ポテトなど充実の内容ながら550円で提供する。その他、刺身や焼き魚、寿司、麺類、各種丼物も昼夜問わず楽しめる。

気になる店 食事処海船 (12)

石巻ではなかなかお目にかかれない珍しい日本酒を取りそろえる

 日本酒にもこだわり、福島の銘酒「泉川」(1合1200円)や、ワインのように赤みを帯びた京都の「伊根満開」(半合800円)など独自ルートで仕入れた珍しい酒がそろう。

 高橋店長は「コロナに負けず営業を頑張っている。安くおいしいものを提供するので、ぜひ足を運んでほしい」と話していた。

お店情報

食事処 海船(うみふね)

▽住所=石巻市中央2丁目1―23
▽時間=昼11~14時、夜17~22時(ラストオーダ~21時半)
▽定休日=日曜
▽電話=0225-25-5996


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