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高校生プール清掃に奮闘 日本ウェルネス宮城 鳴瀬桜華小で手伝い

 4月に開校した日本ウェルネス宮城高校=東松島市小野=の新入学生22人は12日、近隣の鳴瀬桜華小学校でプール清掃を行った。生徒たちは、児童の楽しむ顔を思い浮かべながら、同小教員やPTAとともにデッキブラシなどでプールを磨き上げた。【横井康彦】

 同小のプール清掃は、例年児童が主体となって取り組んできたが、新型コロナウイルス感染症防止で今年は中止。教職員とPTAのみでは人手不足が懸念されたため、宮城高に協力を依頼した。

 宮城高では、ごみ拾いなど地域貢献活動を積極的に行っており、同日は20日に開かれる硬式野球部と女子バレー部の創部式のリハーサルを行う予定だったが、日程を繰り上げ、プールに直行した。

◎ウェルネスプール清掃 (14)

 生徒たちはデッキブラシなどでコケや汚れを落とし、プールの壁もブラシで力いっぱいこすって1年間の汚れを落とした。

 女子バレー部の難波凜さんは「他県から集まった同級生、学校のある地域の方々と交流できる機会。子どもたちには、プールの授業を楽しんでほしい」と語り、野球部の菅原空澪さんは「作業は大変だったけど、親睦も深められた。自分たちは2年後の甲子園に向けて練習を頑張りたい」と語った。



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