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萬画館7月で二十歳に 記念ロゴマーク発表 企画展やイベント計画

 石ノ森萬画館=石巻市中瀬=は、7月23日に開館20周年の節目を迎える。それに合わせて20周年を記念したロゴマークを発表。これから企画展やグッズ販売、セレモニーなどさまざまな記念行事でマークを活用していく。【渡邊裕紀】

 同館は平成8年に石巻市で始まった「石巻マンガランド構想」が発端となり、平成13年に開館。故石ノ森章太郎氏が代表を務めた漫画家らの親睦会「マンガジャパン」や市民らと協力し、マンガをまちづくりに生かす取り組みを続けてきた。

石ノ森萬画館20周年へ向けて始動

開館20周年記念のロゴマークが発表された

 これまで多くの漫画家やマンガ作品の特別企画展を催してきたほか、令和元年春に開かれた「平成仮面ライダー20展」では、期間中の来場者が約9万2700人となり、まちなかに大きなにぎわいを生んだ。

 ロゴマークは数字の20と萬画館の外観を加え、「仮面ライダー」の緑と「サイボーグ009」の赤のイメージ色で表現。20周年はイベント列車の運行や特別企画展、限定グッズの販売などを展開していく。開催時期を含む詳細は未定だが、公式ホームページやSNSなどで随時情報を発信していくという。

 同館の木村仁専務は「20周年を迎えられるのは地域の人たちの支えがあってこそ。震災では全国からの支援もいただき、乗り越えることができた。これまでの感謝を伝えながらこれから30年、40年と続く施設になってくれれば」と話していた。


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