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昼夜で変わる店の顔|焼き鳥ぶんぶん&中華料理中華杜華(女川町)

  令和3年8月に、シーパルピア女川内にオープンしたばかりの「焼き鳥ぶんぶん&中華料理中華杜華(とうか)」。営業は中華を中心とした昼と、焼き鳥やアルコールを提供する夜の部と分かれている。店主の紺野文男さんが焼き鳥を、奥さんの杜華さんが中華料理を担当し、地域の人たちに親しまれている。

古里である女川に念願の店を構えた


10年ぶり故郷で出店


 文男さんは女川町出身で、平成12年に会社員を辞めて一念発起し、地元に焼き鳥店をオープン。地元に愛されたが、平成23年の東日本大震災の津波で全て流されてしまった。文男さんはその後、避難した仙台市で店を出し、杜華さんとともに切り盛り。時間が経ち、復興工事も落ち着いたことから、故郷である女川町で再スタートを切ることにした。

昼の天津飯セットは台湾ラーメンも付き、ボリュームたっぷり


 昼の中華は「本日のランチ定食」(750円)が人気。酢豚、ニラレバなど日替わりで楽しめる。半チャーハンセット(800円)や天津飯セット(850)などもあり、定食も含めて種類が豊富だ。麺類では辛みの効いた「醤油台湾ラーメン」(600円)が多く出る。「棒棒鶏(バンバンジー)」(680円)や「麻婆豆腐」(750円)といった単品も、リーズナブルさがうれしい。
 夜の焼き鳥はネギマ、つくね、手羽、ナンコツつくねが各130円、ハツ、砂肝、レバー、シッポ、ナンコツ、ヤゲンが各120円。どれも持ち帰りができ、1本からでも注文できる。

「気軽に焼き鳥と中華を楽しんでほしい」と話す紺野夫妻


 文男さんは「以前の店を知っている地元の人たちが訪れてくれる。若い人たちの来訪も多く、気軽に中華と焼き鳥を楽しんでほしい」と思いと郷土愛を込める。

お店情報

焼き鳥ぶんぶん&中華料理中華杜華

▽住所=女川町二丁目60
▽営業時間=昼:11時~14時半、夜:17時~23時(ラストオーダー22時半)
▽定休日=月曜日夜と木曜日
▽電話=0225―98―8606



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