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無病息災 ゆず湯でぽかぽか 冬至・ふたごの湯 5年ぶりにカボチャ風呂

 きょう21日は二十四節気の一つ「冬至」。1年で最も昼の時間が短く、本格的な寒さが訪れる時期。道の駅・上品の郷(末永佑工駅長)=石巻市小船越=の温泉施設「ふたごの湯」では、冬至と湯治をかけたゆず湯のほか、巨大カボチャをくりぬいた「カボチャ風呂」が5年ぶりに登場し、訪れた人たちの心身を癒やした。【渡邊裕紀】

note用上品の郷 冬至 (77)

ゆずの爽やかな香りが浴場に広がった

 ゆずは疲労回復、ストレス解消などさまざまな効能があり、強い香りが邪気を払い無病息災につながるとされている。ふたごの湯では、地元産のゆずを150個準備し、褐色の温泉に黄色の実が浮かんで爽やかな香りを広げた。浴槽にしたカボチャは、地元の生産者が育てた「アトランティックジャイアント」という品種で、重さは約230キロ。中をくりぬいて湯を張り、男性浴場内に設置した。

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大人一人が浸かれるカボチャ風呂が5年ぶりにお目見えした

 午前10時の営業開始から多くの入浴客が訪れ、ゆずの香りを楽しみながらゆったりと湯に浸かったほか、縁起物としてカボチャ風呂に入ってみる人たちもいた。

 ふたごの湯では「コロナ禍で多くのイベントが中止となる中、季節感のある企画で楽しんでもらえればなにより。冬至(湯治)でゆったりとした時間を過ごしてほしい」と話していた。


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