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和紅茶で心も体も〝ホッと〟 就労事業所に「キタハ」贈る

 日本茶専門店のお茶のあさひ園=石巻市旭町=を運営する㈲ファーム・ソレイユ東北(日野雅晴社長)は22日、市内に21ある就労継続支援B型事業所に、看板商品の一つである和紅茶「kitaha(キタハ)」を贈った。贈呈式は市社会福祉協議会生活支援センターこむこむ=開成=であり、サンタにふんした日野社長が手渡した。

 あさひ園は昭和47年に創業。平成15年に法人化。キタハは桃生産の茶葉を用いて29年に商品化された東北初の和紅茶だ。過去には新東北みやげコンテストで入賞したほか、令和元年にあったG20大阪サミットの夕食会で各国首脳にふるまわれたことでも注目を集めた。

サンタにふんした日野社長がプレゼントを手渡した

 今回の贈呈は、あさひ園の創業50周年に合わせて実施。商品包装など一部業務をB型支援事業所に委託している縁で実現し、日ごろ世話になっている恩返しの意を込めた。

サンタ姿の日野社長から「キタハ」が贈られた

 日野社長と、次女でキタハブランド開発室長の日野朱夏さん、夫で開発室工場長の日野優介さんが来訪。日野社長は「おいしい和紅茶で体も心もほっこりしてもらえれば」と話し、利用者らにキタハのティーバッグセットをプレゼントした。

 B型事業所YUTTARI利用者の阿部圭吾さん(22)は「紅茶が大好きで毎日飲んでいるので、すごくうれしい」と笑顔を見せていた。

 朱夏さんは「寒冷地の茶葉を使ったキタハはエグみがなく、柔らかい甘さと優しい味わいが特長。ケーキとの相性もばっちり。ホッと一息つきたい時に飲んでほしい」と勧めていた。【山口紘史】





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