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あさひ園×石ノ森作品初コラボ 和紅茶キタハ「009」缶 4月29日から販売

 お茶のあさひ園(日野雅晴社長)=石巻市旭町=が手がける和紅茶ブランド「kitaha(キタハ)」と、石ノ森章太郎さんの代表作「サイボーグ009」がコラボレーションした新商品が、29日から発売される。サイボーグ「003」と「009」を缶のデザインにあしらい、それぞれキャラクターのイメージを意識した紅茶、煎茶のティーバッグが納められている。通販予約が始まっており、上々の滑り出しという。

 キタハは、石巻市桃生地区に江戸時代からある「桃生茶」を使ったブランド。寒い地域ならではの優しい味わいが特徴だ。令和元年6月に大阪府で開かれたG20大阪サミットの首脳夕食会でキタハが提供された。また、同年の第6回新東北土産コンテストでは最優秀賞を受賞した。

 あさひ園は(株)街づくりまんぼうと(株)石森プロの協力を得て、キタハと石巻市の魅力発信を目的に、サイボーグ009を商品デザインに組み込んだ。缶は「003」が紅茶、「009」が煎茶で、それぞれ白と緑色に色分けされている。1缶にティーバッグが6つ収納されており、価格は1620円。

サイボーグ戦士をあしらったデザインが目を引くお茶缶が登場した

 あさひ園キタハ開発・企画室の日野朱夏室長(29)は「石ノ森先生の作品とコラボできるのはとても光栄。ファンの方にお茶の良さを知ってもらうと同時に、お茶好きの方にもサイボーグ009や石巻の良さを発信していければ」と期待を込めていた。

 29日からは石ノ森萬画館、あさひ園、いしのまき元気いちばなどで店頭販売を開始。その後、中心市街地の店舗に拡大していく予定という。【渡邊裕紀】





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