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絆PJ・飛翔閣伏見さん コロナ禍の農業者支援 店利用者に花や農産物贈る

 石巻市山下町の飲食店竹乃浦・飛翔閣(杉山寛明社長)は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける農業者らを支援する「絆プロジェクト(PJ)」を展開している。生花や農作物を買い取って同店の利用客に無料で手渡しており、助け合いの思いに笑顔が広がっている。【渡邊裕紀】

 発案者は同店の伏見不二雄会長(77)。コロナに伴う需要の低下で地元の農業者らが苦境に立たされる中、支援の手を差し伸べたいと始めた。同店もコロナの影響で婚礼、飲食部門が売り上げを大きく落としているが、伏見会長は「互いに苦しいけれども助け合うことが大事」と思いを込める。

飛翔閣で絆プロジェクト (22)

花のプレゼントに笑顔が広がった(中央が伏見さん)

 石巻市内の生花店で購入したベゴニアやガーベラなど約600鉢を11日まで配布。9日昼に友人4人で店を訪れ、食事後にベゴニアの鉢花を受け取った女性は「帰り際にうれしいサプライズ」と感謝していた。

 12日からは地元産の農産物を購入し、店での飲食利用者に無料配布する。12日からイチゴ、19日からはトマト、26日からはサツマイモと週替わりで各600袋前後を予定。来月以降は未定という。

 伏見さんは、中世から近代にかけて活躍した日本三大商人で、近江商人の思想にある「三方よし」という言葉を引用。「売り手と買い手が共に満足し、地域社会の発展に寄与する哲学のように、協力し合うことでみんなが良くなる社会を目指したい」と話していた。


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