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8月21日に1日限り 川開き祭りは規模縮小 来月の臨時総会で決定

 石巻川開祭実行委員会は21日、石巻商工会議所で役員会を開き、第98回となる今夏の川開き祭りについて協議した。正式には来月下旬の臨時総会で決定するが、規模を縮小して1日のみ開催の見通しとなった。また、開催日は東京五輪などの関係から例年より3週間遅らせ、8月21日の土曜日を想定した。

 役員会では事前に市と市議会、商議所、観光協会の4者で協議した結果
①開催前提に準備する
②規模は縮小し、従来の2日開催を1日開催とする
③五輪(7月21日―8月8日)とパラリンピック(8月24日―9月5日)を避けて8月21日
④新型コロナの状況をみて、実施可否は7月20日までに判断

―を提案。役員会もこれに賛同した。

 川開き祭りは、7月31日、8月1日の2日間で例年開催しているが、昨年は新型コロナウイルスの影響でイベントを行わず祭典のみ実施した。今年も夏までに感染リスクを回避できる可能性は低いことから、祭りが1日だけの場合、従来のイベントが開催できるかが課題となった。

 今後は陸上、水上、煙火など各部で事業計画案を作成。来月中旬の本部会議で審議した後、臨時総会で決めることとした。

 感染拡大が目立つ宮城県内では、仙台青葉まつり(5月)と塩釜みなと祭り(7月)が中止を決めたほか、おおさき古川まつり(同)は規模縮小する。仙台七夕まつり(8月)は7月下旬に判断する。【平井美智子】


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