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珍味?エミューの卵展示、販売 東松島市小野ひだまりの里 色は深緑 大きさ10倍

 豪州に生息する大型の鳥「エミュー」の卵が、東松島市小野で地場産品などを扱う「ふれあい交流館ひだまりの里」で販売され、話題を呼んでいる。ニワトリの卵と比べると約10倍の大きさ。殻の色も深緑で異様な外見が特徴だ。【渡邊裕紀】

 卵を提供したのは小野地区の飲食店「いぬねこ茶処」。普段は烏骨鶏(ウコッケイ)の卵などをひだまりの里で販売し、低価格が評判となっている。

エミューの卵 (37)

矢本地区内で飼育されているエミュー

 エミューは4年前から矢本地区で飼育し、今年初めて卵を産んだ。通常でも年間で数個しか産まないため、非常に珍しく、多くの人に見てもらおうと企画した。

 ひだまりの里の買い物客は「初めて見る卵で、大きさの違いに驚いた」と物珍しく眺めている。卵は1個のみの販売で価格は税込み1千円と市場価格(4千円前後)を大幅に下回る超破格の安さ。それでも卵を買う人は16日午前現在、現れていない。

エミューの卵 (5)

通常の卵と比べてこの大きさ

 同施設を管理する木村均さん(61)は「普通の卵10個分の容量があり、味も良いという。早い者勝ちなので試しに味わってみては」と話していた。火曜日まで卵の販売を予定している。

 エミューはヒクイドリ科でダチョウのように飛べない鳥。人の背丈ほどあり、性格は温厚という。


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