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お待たせ「マル賢みかん」入荷 石巻青果市場 10年に一度の高糖度

 石巻地方で冬の定番となっている「マル賢みかん」が26日、石巻青果花き地方卸売市場に今年初入荷した。27日には(株)マルケンみかん=和歌山県有田郡=の永石睦巳社長が同市場を訪れ、フレッシュで高品質なみかんの魅力を伝えた。入荷は12月末まで続く。

 マル賢みかんは同社の農家30軒が生産。樹上でしっかりと熟したものから選別して収穫し、甘味と酸味のバランスが取れ、鮮度が非常に高いのが特長という。出荷先は全国でも同市場と栃木県宇都宮市の2カ所のみ。

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「今年も期間限定の味を楽しんで」と話す永石社長(右)

 今年は春の長雨と9月の乾燥で収量は約1100トンと例年より若干少ないが、10年に1度という高い糖度で実ったという。石巻への出荷は550トンを見込み、最上級の「賢宝」を始め、価格も例年通り。

 永石社長は「コロナ禍で販売現場に直接伺うことができないのは残念。薄皮まで丸ごと食べられるので、年末年始は家族で楽しんでもらえれば」と話していた。【渡邊裕紀】


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