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IT技術と機動力融合 各家庭へ料理宅配代行 店舗募って6月中旬始動

 石巻市の中心部などで飲食店を展開する(株)D・I・Oの鈴木崇也社長(35)は、新たに料理宅配代行サービスを手掛ける「ハコブネ。」を立ち上げた。市内IT企業の(株)イトナブ(古山隆幸社長)のウェブサイト「石巻圏域版テイクアウトマップ」との連携事業を展開し、石巻地方から提携店舗を募って6月中旬の始動を目指す。両者は新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受ける飲食業界の〝箱舟〟となるべく「テイクアウト需要はコロナ収束後も続く。待つのではなく、外に開いた売り込みの力になれば」と望んでいる。【近江  瞬】

 D・I・Oは同市の中心部で飲食店4店舗を経営。3月には気仙沼市にも新店を開いており、同社は新型コロナ感染拡大前から〝家飲み〟の需要増を見込んだ宅配事業を計画していた。

 その後、外出自粛が広がる中、イトナブは飲食業界の支援で「石巻圏域版テイクアウトマップ」を開発。古山さん(38)、鈴木さん(35)は共に青葉中学校出身でサッカー部OBであり、逆境打開に意気投合した。

フードデリバリーサービス「ハコブネ」始動へ (6)

互いの強みを生かして新たな事業へ連携する鈴木さん(左)と古山さん

 両者が連携して行うのは、インターネットを介した料理の宅配代行。石巻地方から提携店を募って「石巻圏域版テイクアウトマップ」から注文を受け付け、「ハコブネ。」が清算と配達を各提携店に代わって行う。

 提携店舗の募集は1日から始まり、6月15日から30店舗以上での本格始動を目指す。石巻市の新型コロナに関わる独自の助成金を活用するため、提携店舗の初期登録費と月会費は、事業開始後1年間無料となる。

 ただし、集荷料は石巻市中央の拠点から提携店までの距離に応じて徴収し、1キロ以内100円(その後1キロごとに100円加算)。また配達手数料は税込み料理代金の10%(最低300円、最高1万5千円)が必要。混雑する午後6―9時の集荷手数料は200円増。

 一方、利用客は提携店舗からの距離に応じて料理代金に加算され、1キロ以内300円から。混雑時間帯は25%増になる。

 古山さんは「持っているIT技術を地域に還元できる絶好の機会。石巻は夫婦経営などの店も多く、配達には手が回らない。この地域だからこそできる形として、時代の変化に対応した仕組みを提供したい」と話す。鈴木さんも「今は我慢するか、動くかの時期だが、多くの店では我慢し切れないだろう。動ける人が先導することが必要で、互いの強みを生かして飲食店の支えになりたい」と見据えている。


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