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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。… もっと読む
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#ラーメン

石巻グルメ ジャンル別ナビページ

マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! ※掲載店の情報(価格、メニュー等)は石巻日日新聞掲載時のものです。 石巻日日新聞の紙面では毎週土曜

地域のお腹満たして50年 上海楼飯店|石巻市八幡町

 上海楼飯店は旧北上川河口部左岸側の八幡町に店を構えて50年。東日本大震災の津波で大きな被害を受けたが、約1年後に同じ場所で再開した。ラーメン1杯550円と市内でも安く、演歌のような人情味あふれる価格設定でお腹を満たしてくれる。 メニュー豊富な中華店  定番は特製ラーメン定食。いわゆる半チャンセットであり、ラーメンに半チャーハンが付いて700円で味わえる。ラーメンはひともみしたストレートの細麺。色々と試して行き着いた福島の麺で、風味とのど越しが良く、豚骨と鶏を主にしたスー

こだわりのラーメン居酒屋|矢本酒場矢太郎(東松島市矢本)

 「矢本酒場矢太郎」は令和4年10月から、ラーメン居酒屋としてリニューアルした。〝こだわりの「豚鶏白湯麺」と「海老出汁拉麺」に加え、居酒屋メニューとして人気の牛モツ鍋や豚玉、焼き鳥や串揚げも楽しめる。   食事楽しめる環境提供  矢太郎は、令和2年12月に居酒屋としてオープン。コロナ禍や燃油高騰のあおりを受けて半年間ラーメンの提供を休止していた。常連からの再開を求める声に後押され、10月からラーメン居酒屋としてリスタートした。  豚鶏白湯麺のスープは、もみじ、ガラ、豚足

締めのラーメンいつもの味|めん処 好松(石巻市立町)

 飲んだ後の締めのラーメンを味わえる店として、多くの左党に支持されている。 あっさりとした口当たり  うどんもそばもあるが、圧倒的に注文が多いのがラーメン。石巻市に多い細ちぢれ麺で、中華そばと言った方がしっくりくる。スープは魚介、鶏がら、豚骨のほか、たっぷりの野菜を使用。継ぎ足しをせず、毎日、仕込んでいる。飲んだ後でもすっきり食べられるよう、あっさりとした口当たりに仕上げている。  シンプルなラーメン以外では、肉そばと同じようにしょうゆ、みりん、砂糖で味付けした豚バラ肉

煮干しスープとストレート麺|味のささき(石巻市)

大崎市古川の「中華そば笹生」、「中華そば上々」という人気店のオーナー、佐々木真さんが、令和4年3月に石巻に初めて出したのが「味のささき」だ。 人気店オーナーが出店  サイドメニューはごくわずか。ほぼラーメン一本で勝負している。 中華そば(770円)、煮干しそば(800円)、鶏中華そば(770円)、チャーシュー麺(1100円)というラインアップ。いずれも、しょうゆ、塩の2種類から選ぶ。  中華そばは、運ばれてきただけで、煮干しの香りが漂う。国産の鶏ガラ中心のスープに煮干

腹も心も満たす麺とご飯|大衆食堂はらへった(石巻市成田)

 腹が減ったら、はらへったへ―。河北警察署近くの国道沿いにオープンした「大衆食堂はらへった」は、地産地消にこだわったラーメンや定食類を取りそろえ、忙しい働き人にもすばやく料理を提供してお腹も心も満たす。 妻が店名を考え、孫の字を用いた黄色い看板が目を引く 地産地消にこだわり  自動車学校で23年間指導員を務めた濱畑久善さんが、東日本大震災から10年を節目に仕事を辞め、持ち続けていた飲食店経営の夢をかなえた。東日本大震災で大川地区にあった自宅が被災し、一度は断念したが、妻の

あっさり派もこってり派も満足| らーめん奉蘭(石巻市大橋)

 石巻市大橋のビジネスホテル1階に「らーめん奉蘭(ほうらん)」がオープンした。昔ながらの中華そばからニンニク、背脂たっぷりの「G風」(700円)、濃厚なスープの鶏白湯(とりぱいたん)まで幅広い品ぞろえで、あっさり派もこってり好きも満足させる。 ビジネスホテル1階に店にオープンした 食と人とのつながりで石巻に元気を届けたい  看板メニューの中華そばは細麺にチャーシュー、なると、メンマ、ネギ、焼きのりと定番の具材。スープは魚介を用いず、鶏、豚を使うことであっさりしつつもコクを

こだわり麺類 夜はバータイム|中華れすとらん とらの子 (石巻市山下町)

 こだわりの麺類と本格中華を楽しめる石巻市山下町の「中華れすとらん とらの子」。店内は木の温もりあふれる開放的な空間に生まれ変わり、夜にはバータイムの営業も始めた。 店の入り口は砂利の駐車場側に 気軽に毎日楽しめる味  四川料理の神様とされる陳建民氏の孫弟子が仙台市青葉区で営む「中華れすとらん とらの子」の兄弟店として、平成8年にオープン。宮城調理専門学校を卒業後に3年間修業した柁原邦夫さんが切り盛りする。 天井が高く開放感があり、木の温もりにあふれた店内  「料理が

ボリューム満点の大衆食堂|旭山ドライブイン(石巻市北村)

 北村小学校近くの県道151号線沿いに店を構える「旭山ドライブイン」は、昭和45年創業の民宿兼大衆食堂。家族経営ならではのアットホームな雰囲気が魅力で、座敷とテーブル席からなる店内は、実家に帰省したかのようにくつろげる。昼時は地域住民や工事現場の作業員らが足を運び、安価でボリューミーな品々がお腹を満たす。 県道沿いに構えた店舗 仕出しや宴会、民宿も  メニューは麺類や丼物、定食がメインで、一番人気は国産豚を使用したかつ丼(並、税込850円)。肉厚でジューシーなカツに、まろ

ガード下に名店あり|金華山ラーメン (石巻市大街道東)

 JR貨物支線のたもとにのれんを掲げて40年以上。地元のタクシーには「ガード下のラーメン屋」で通じるとか。レトロな雰囲気の小ぢんまりとした店構えで、麺からスープに至るまで店主のこだわりが1杯に凝縮されている。 〝通〟ごのみの食指が動くレトロな外観 こだわりの自家製麺 定番は味噌系のラーメン。合わせ味噌を炒めてコクを出し、たっぷり入った野菜の味を引き立てる。豆板醤で味付けしたネギ味噌、バラ肉を4時間煮込んだ味噌チャーシュー(税込み1050円)もおすすめという。 ボリューム

早い・うまい・安いの3拍子|十五浜屋(石巻市湊町三丁目)

 かつお、さばだしを主にしたスープにちぢれめん、歯ごたえのある豚もものチャーシュー、メンマ、なると、ネギ。昔ながらの中華そばの味を守り続けて50余年、店主の千葉栄子さんのきさくな人柄ともども地域に愛される老舗だ。 創業38年の文字を掲げた看板 地域に愛され半世紀 昔ながらの中華そば 中華そばは税込み600円で、半カレーと半チャーハンのセットにしても800円。手作りにこだわりながらも、早い、うまい、安いが売り。注文してからのでき上がりは、カップめんを待つよりも早いと評判。地

こだわり自家製麺|しぇんろん(石巻市穀町)

 JR石巻駅前に店を構えるラーメン店「しぇんろん」。厳選した素材から作り出されるラーメンは「一杯のどんぶりで全て完結」の触れ込みで、多くのファンを生んできた。平成30年のリニューアル以降は〝自家製麺〟にこだわり、その味により磨きをかけている。 「お一人様用」の席も設置。集中してラーメンを味わえる 新メニューも登場  同店はホテルやレストラン、中華料理店で腕を磨いてきた店主・地紙慎二さんが、21年にオープン。試行錯誤を繰り返して完成させたラーメンが好評を博している。  特

懐かしさに安らぐ大衆の味|食堂パレス(石巻市住吉町)

 昭和26年に創業した「食堂パレス」は、昔から変わらない味で地域住民に親しまれている大衆食堂だ。提供するご飯ものや麺類はどれも定番メニューで、決して奇はてらわない。そのどこか懐かしさを感じさせる安定の味こそ、長く愛され続けてきた秘密なのだ。 かわいらしい文字の看板と、威厳ある文字ののれんが目印 変わらぬ黄色いカレー  「パレス(=宮殿)」という店名は創業者の佐々木喜見さんが関東に修行に出た際、現地のにぎわっていた店の名前にあやかって命名。当時の石巻地方では「ずいぶんハイカ

手間暇かけたこだわりの味|食堂きかく(石巻市相野谷)

 昭和15年に創業し、地域のお腹を満たしてきた名店。飽食の時代だからこそ手間暇かけたこだわりの味を提供しており、東日本大震災後は地元の大学と連携したメニューも掲げる。とくに「サバだしラーメン」(税込800円)はなつかしくも新しい味で、市外から多くの人が訪れる理由になっている。 なつかしさ漂う老舗には歴史も刻まれている 連携メニューのサバだし看板  「サバだしラーメン」は三陸産のサバからだしを取り、たっぷりの焦がしネギやガーリックチップ、黒コショウを乗せることで、スープの味