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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。… もっと読む
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#そば

石巻グルメ ジャンル別ナビページ

マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! ※掲載店の情報(価格、メニュー等)は石巻日日新聞掲載時のものです。 石巻日日新聞の紙面では毎週土曜

ノリそばと新鮮魚介|奥松庵(東松島市野蒜)

 令和3年3月に東松島市野蒜の奥松島クラブハウス内オープンした「奥松庵」。地元特産のノリを練り込んだ「海苔そば」(1600円)と地場産で旬の魚介を使った「木桶寿司」(1200円)が人気で、週末には仙台市など市外からも多くの人が訪れその味を楽しんでいる。 地元食材を心行くまで  同店で一番人気となっているのが、数量限定の「木桶寿司・海苔そばセット」(1800円)。新鮮な魚介とノリそばの豊かな風味を一緒に味わえるお得なセットで、奥松島の持つ食の魅力がたっぷり詰まっている。

香り高い麺とコクのあるつゆ|手打ち蕎麦とみよし(石巻市鹿妻南)

 令和3年6月、石巻市鹿妻南の国道沿いにオープン。冷たいそば、温かいそばどちらも香り高く、だしにこだわり抜いたつゆも味わい深い。数量も限定なため、昼時には多くのそば好きが足を運んでいる。 素材にこだわった本格派 店主の内海徹さんは、隣の渡波出身。震災で人が少なくなった地元に団らんできる場所を作りたいと、脱サラしてオープンさせた。しかし、コロナ禍で開店直後に営業自粛要請が重なり、この年の10月から徐々に営業を再開してきた。  そば粉には、「福井在来種」と呼ばれる改良を加えてい

昔ながらのドライブイン|食事処こばると(東松島市赤井)

 定川沿いの国道45号に面した食事処「こばると」は、自家製麺のそば、うどん、ラーメンのほか、肉や海の幸の定食を取りそろえる。地元の常連客だけでなく、力仕事に汗を流す人々の胃袋も満足させている。 国道沿いの店は、地域に根差した食事処 自家製の麺類や定食  同店は、自動車の普及で各地にドライブインができた昭和46年4月に誕生。同時期に牡鹿半島でコバルトラインが開通したのにちなみ、「こばると」と名付けた。 こだわりのそばと刺身のコラボ「三陸そば」  仕事の休憩で訪れる男性客

そば尽くし御膳で和を味わう|蕎麦切り かぎ谷(石巻市新立野)

 石巻市の新蛇田地区に平成28年にオープンした「蕎麦切り かぎ谷」。落ち着いた雰囲気の店内で出されるそばを求め、多くのリピーターが足を運ぶ。日替わりそばや旬の野菜などを使った天ぷらが人気。器は栃木県で作られる益子焼を使っており、重厚で深みのある器が食材を引き立てている。 谷口さん夫婦が自慢の味で客をもてなす 器は表情豊かな益子焼  そば店を営むのは谷口隆さん、さつきさん夫妻。震災前は大街道に自宅と化粧品を販売する店舗を設けていたが、震災の津波で被災。隆さんは自宅再建ととも

麺類や定食など豊富に|えび志(石巻市立町二丁目)

 石巻市立町の広小路に店を構えて36年目を迎えたそば店「えび志」。二代目の恵比志匡さん夫婦が切り盛りしており、大衆的で手ごろな価格の食事処として地元から愛され続けている。 広小路の角、寿福寺の向かいにたたずむ店舗 震災後はランチ中心で復活  創業は昭和56年。その当時は飲み屋街で酒を楽しむ人たちに合わせて夜を軸に営業を行っていた。先代で父の俊雄さんが経営し、週末は満席になるなど常に左党の胃袋を満たしてきた。 温かみのある店内は落ち着いた気分で食事が楽しめる  平成8年

昭和の古民家で食す「そば」| 喜八櫓きた道( 石巻市北境 )

 トヤケ森山向かいの石巻市北境字久保にある隠れ家的そば屋「喜八櫓きた道(きはちろきたみち)」。古民家を改装した店内は、古き良き「昭和」を感じさせる落ち着いた雰囲気が漂う。こうこうと灯る温かな囲炉裏、伝統的な趣きをかもす柱と梁。木の温もりを感じながら食す「そば」は格別の味わいがある。 古民家を改修して店舗にした。山沿いにたたずむ隠れ家的な店 こだわりの「雪室そば」  同店で提供する「雪室そば」(税込935円)は、福島県山都町から取り寄せたそば粉を使用したこだわりの逸品。細切

和の心が生む本格手打ち|そば処・岩手屋(東松島市矢本)

 JR矢本駅から徒歩1分。岩手屋(千葉芙義店主)は毎日早朝から石臼(うす)でそばの実を自家製粉し、そば粉8割、つなぎとなる小麦粉2割で「二八そば」を打つ。 JR矢本駅近くでアクセス性も良い。裏側に駐車場を完備 厳選素材を自家製粉 前身は大衆食堂。二代目の千葉さんは東京で修行し、昭和46年ごろから手打ちそばを看板に掲げた。そばの実は北海道、山形県、福島県、福井県から旬に合わせて仕入れ、品質に目を光らす。  そばつゆは地元産のしょう油とかつおだしを使っており、昔の江戸前そば