【終戦78年】日用品に及ぶ戦争の理不尽さ
北村の佐々木さん 庶民生活テーマに企画展 石巻人権擁護委員協議会長や女川高校の校長を務めた佐々木慶一郎さん(76)の私設平和資料館=石巻市北村=で、戦後78年の特別企画「戦争と庶民」が開かれている。約4千点の収集品の中から、戦時中の日用品や衣服、娯楽に関する資料など約200点を展示。庶民の生活の細部まで及んだ戦争の理不尽さを物語る。
佐々木さんは毎年、終戦記念日が近づくこの時期にテーマを設けた企画展を実施。「戦禍のウクライナで市民が耐え忍ぶ姿は約80年前の日本人の姿そのも