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『急ぐ』、『焦る』、『スピード感』

はじめに

いきなりですが、私はどこか焦っている感覚が常にあったように思います。
今は自分のスタイルをこれでいいのだ!と思えるようになったので、昔よりはだいぶマシになりましたが。

早く行かないと!早くしないと!
もう3○歳なんだから自律できてないなんて恥ずかしい。
○歳までにはこうなっていないといけない。
などなど。
勝手に周りと比べて、勝手にそう思い込んで、
こんな風に思ってました。



以前書いた記事、


これを書いていて思ったのです。あぁ今までの私は常に焦っている感覚だったなぁと・・・


そこで、
・焦ることってどんな影響がある?
・焦るって嫌なイメージがあるけど、良くないこと?
・焦ることから得ていることは?
・なんで焦るんだろう?

など、深掘りしていくことで、

私の理想とする人物像とはかけ離れていることに気づいたんです。
そこから、焦らなくなることもできるの?そもそも焦りって…なんだろう??と、
気になり、ネットで調べたり、本を読んでみることにしました。

その中の言葉や、私の恩師の言葉、私なりの考えを綴りと思います。


読んだ本はこちら。

焦らなくなる本     

著者/和田秀樹

(何冊も読んでいろんな方向から見て書いたほうがいいのかもしれないけれど、
今回そこにそんなに時間をかけなくていいかなと判断したので、一冊、目についた本にしました。)


いきなりですが!

スピード感は大事!

スピード感に関しては恩師に言われた言葉です。
焦る必要はない。でもスピード感は大事。
何でも出す。まずは出すことで自然と質が高まる。
なんでも出す前、やる前に考えすぎて動けなくなる、そしてチャンスを逃す。
これが一番勿体無いと、言われていました。

『焦る』と『急ぐ』は違います。決断を早くする。なるべく早く決断・判断する。
ということがスピード感だと思います。
悩むことが焦りを生むことでもあると、私は思います。



焦りという感情はない

焦りという感情はありません。焦りを感じるまでに、不安や、思い込み、やりたくてもできていないという実感だったり、周りと比べて感じる感情が焦りを引き起こしています。

そして、それはどうして起こるかというと、

自分で期限を設定しているから。そして期限の見積もりを見誤っているから
・早いほうがいいという考えが浸透しているから
・何でもやろうとしているから
・自分を信じきれていないから

まだまだ出てくる気がしますが、本の内容で納得したことや私が感じることはこのあたりです。


焦ることでの弊害

焦ることでこんなことがおきます。

・焦ると相手や周囲の意見を聞かなくなります。
・焦ると冷静な判断ができなくなります。
・焦ると自分で考えることもできなくなります。
・本当にやるべきことが見えなくなって、後でもいいことに手をつけてしまうことも。
・期限にばかり縛られてしまうことにもなります。

焦らなくなる本


他にも、イエスともらえる返事、これから話そうとしていたことに対してもそうです。
「早く返事ちょうだい!」「早く話して!」
なんて、焦ってしまうと、NOになったり、話してもらえなくなったりと、いい結果をもたらさないことが多いです。
(こどもとの会話で思いあたる事ありませんか?)
早く話して!で、やっぱいい。になってしまった経験あります💦



逆に焦るを手放していくとどうなるか

・自分が本当にやりたいことを見つけられる
・冷静に自分の行動を決められる
・あなたを信頼してくれる人が少しづつ増える
・自分にとって本当に大切なものとそうでないものの区別がはっきりする

焦らなくなる本

焦りを手放して、自分の優先順位や大切にしたいこと、それが素早く判断できるようになれば、スピード感も増していくのではないでしょうか。





焦ることで得られていること

ここで少し捉え方を変えてみます。
逆に焦ることで得られていることってあるのでしょうか?

私が考えて・・・振り絞って出した答えはこちら。

『やる気を起こさせている?』

やらなきゃいけない環境を作るようにしたりとか。
自分に喝を入れることができるかな。と思います。

でもそれくらいしか思い浮かびません。
なぜなら、
焦って子どもに早く早くと急かしても結局イライラが募って子供も機嫌が悪くなり、悪循環。だったり
待ち合わせに早く行かなきゃと焦って、忘れ物した〜。となったり。

結局あまりいい結果にならないことが多い気がします。
焦ることで時間が短縮できているかと思えばそうでもないし、焦ることで余裕が生まれているわけでもない。と思うのです。


焦っていいことはない

やっぱり結論は、『焦っていいことはない』だと思います。

自分のペースで、自分の大切にしたいことを大切にしながら、生きていく。
これが周りを惹きつけることでもあり、
落ち着いた空間を作ることでもあるんじゃないかと思います。


期限にばかり縛られず、立てた目標に向かって余裕を持ってコツコツ進むことが一番。
先の目標にばかり囚われすぎず、
今、目の前のことにきちんと目を向けながら過ごしていく。

焦らず、自分の好き。自分にとって大切なもの。
優先順位を大切に進んでいきたいですね。


読んでいただきありがとうございました!


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