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アルモンデナンデモデキルサ#18【切干大根はうま味調味料です】

ひびのわです。
毎週一回、stand.fmで旬の野菜をまるごと食べ切る一品を紹介しています.
少ない材料と調理器具で作るシンプルな料理。
アレンジし易い柔軟性抜群なレシピ。
ひびのわが得意なのは、毎日食べたい頑張らないご飯です。
noteでは声のレシピを簡略化し、その分ちょっぴり小ネタを加えて紹介しています。

今回の主役はししとう…いや、切り干し大根です。
切り干し大根の酢漬け。これは私の大好きな常備菜。
展開無限なこの酢漬けを使った「ししとうと切り干し大根のニンニク酢醤油ソテー」を紹介します。
切り干し愛についてはまた後半で語らせてください(笑)


◇材料◇
ししとう(2人前で約6本)/切り干し大根/ニンニク/酢/ごま油/醤油/唐辛子(お好みで)

◇工程◇
①切り干し大根を平たいバットやタッパーに広げてヒタヒタの酢を注ぐ。(水ではなく酢で切り干し大根を戻す)切り干し大根が一回りほど膨らんでポリポリ食べられるくらいになったらOK。
②ニンニクは薄切りにし、ししとうはさっと洗ってキッチンペーパーで水気をよく拭き取り、親指の爪でプチンと一か所穴を開けておく。唐辛子1/2はタネをとってハサミで細い輪切りにしておく(なくてもOK)。
③フライパンの端ににニンニクを入れて浸るくらいのごま油を注ぐ。フライパンを傾けてニンニクがごま油に浸っている部分が火にあたるように弱火で温めていく。
④ニンニクの周りに小さな泡がフツフツしてきたら唐辛子を入れ、フライパンを通常の位置に戻してししとうを並び入れる。中火にしてししとうの緑がぱあっと鮮やかになるまでいじらずに焼いていく。焦げ目がつく前に裏返して再び触らずに焼いていく。ししとう全体がピカピカな緑になったら、①の切り干し大根を片手いっぱいくらい掴んで軽く絞って、フライパンに入れる。(ししとうの倍くらいの量くらいのバランスで)
⑤切り干し大根に油を馴染ませるようにほぐしながら炒め、全体がほぐれたら醤油大さじ1を回し入れて、さっと混ぜ合わせる。味見をして塩味が足りなければ醤油を足してお好みの味になったら火を止めて出来上がり。

ししとうも切り干し大根も、生で食べられる食材です。
クタッと炒めても美味しいのですが、今回は炒めるというより油を纏わせるイメージ。
ししとうや切り干し大根がオイルコーティングされてピカピカしたら出来上がりです!

味付けは醤油ちょっとだけど、切り干し大根の甘みと旨味に、戻すときに使ったお酢の酸味があるから、想像よりしっかりした味わいなんです。
火を使う時間は相当短いので、暑い季節にも苦にならない料理。
油と酸味のバランスが最高で、ビールが進んじゃいます!


酢で戻した切り干し大根、これ、いろんな料理に展開できちゃう優れもの。
私はそのままポリポリ食べたり、茹でた豆とオイルと合わせてサラダにしたり、葉野菜と炒めて今回のように醤油やもしくは塩で味付けしたり、細かく刻んで炊き立てのごはんに混ぜ合わせたりしています。


切り干し大根の甘味と旨味+お酢の酸味=甘酸っぱい旨味調味料

そんなイメージで使ってみてください。
ちなみにスープに入れると切り干しから出汁も出るし酸味もつくので、辛味を加えたらサンラータン風に!
わかめやもやしなんか入れちゃったらもう最高です!

展開の多い常備菜があると、心強いですよね。
この切り干し大根の酢漬けが、皆さんの台所で活躍してくれたら嬉しいな。
どんな料理展開されたのか、教えてもらえたらすごく嬉しいです。

そうそう、切り干し大根はヘルシーで罪悪感のないおやつでもあります。
そのままお口にぽいっと入れて、よーく噛んでいるとじわぁっと甘みが広がって美味しいですよ。



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