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トラブルが続くのは担任のせいらしい

「先生のクラスの子どもが…」

「また、あのクラスだよ」

「トラブルばっかで落ち着きがない」



一時期、トラブルが続くと
担任のせいだと言われる。






トラブルが続くのは担任のせい?


“指導が不十分だから”
“先生の力不足だから”
“甘やかしすぎているから”





そんな話を
保健室でも職員室でも
よく耳にしていた。



『本当に担任のせいなのか?』



学級内のことがよく分からない私は
そんな疑問をぶつけられなかった。







「今日もあのクラスの子が
保健室に行ったでしょう?」



「ああ、あれはイスの裏の
トゲが刺さったんです」



そんなやりとりをしても





「学級が落ち着いていないから
そんなことになるんだよ」



と言われる始末。





『いや原因はイスの老朽化でしょ?』



と言いたいけれど言えなかった。 







確かにトラブルが、ある時期
あるクラスで頻発することは
あるけれど。



それは全て担任のせい
というのは違うと思う。





担任任せの環境


子どもが落ち着かないのは
家庭環境が今複雑なのかもしれない。



子ども同士がケンカしたのは
休日のことが原因かもしれない。



子どもがケガするのは
学校の不備のせいかもしれない。







何でもかんでも担任のせいと言い
責めたり、上から指導したりする
のではなく





【学校として、チームとして
 一緒に考えて対応していく】






そんな環境ができてほしい。





次回は、私が取り組んだ
“学校の環境を変える方法”
についてお話しします。




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