養護教諭が楽だとみんなも楽になる
楽をすることは
悪いことではありません。
自分が楽をしてみんなが助かるなら
みんなが楽になるならいいと思いませんか?
みんなが楽になるミニ救急セット
ミニ救急セットが教室にあると、
ちょっとしたケガなら教室で対応
することができるので、
私(養護教諭)が助かります。
保健室へ行くまででも時間がかかり
授業が始まってしまうことも。
そんなとき教室でパッと手当てできると
先生も子どもも楽で助かります。
基本小規模校ばかりの私でしたが
それでもこれがあると助かった!
という養護教諭も先生も楽になる
ミニ救急セットをご紹介します。
※田舎ならではのモノもあります。
ご了承ください。
【ミニ救急セットの中身】
・体温計
・消毒綿(又はアルコールウェットティッシュ)
・絆創膏
・鼻栓
・ティッシュ
+α
・虫刺されの薬
・虫除けスプレー
あるとなぜ楽になる?
体温計は、いつでも活用できます。
朝、子どもの様子がなんか変だな〜
と思って担任が何気なく測ってみたら
高熱だったことも。
教室で“かもしれない”と思い
すぐに測れるのは良かったと
いってもらいました。
※かもしれないで保健室へ行かせるのは
抵抗もあったそうです。
消毒綿は体温計を拭いたり、
水道場がないとき傷口の消毒に
使ってもらいました。
※使ったのは遠足のバスの中や
校外学習中のケガぐらいでしたね。
体温計の消毒ならアルコール
ウェットティッシュで十分です。
これは意外といろんな場面で
使えるので学級で重宝したそう。
絆創膏はサイズ違いを数枚セットで。
鼻栓は数個だけ。
ティッシュはこれまたあると
便利だから入れておきました。
田舎の学校あるあるですが
虫刺され(特にブヨ)の被害がすごい!!
これは刺されるとパンパンに腫れて
熱を持ち、めちゃくちゃ痒くなる。
刺される前に虫除けスプレーで予防。
刺されたらなるべく早めに軟膏塗布。
塗り直しにも何度も来るので、
教室で対応してもらいました。
これらは、百均で売っている
取手付きの透明ケースに入れて
各クラスへ配布し、担任の先生に
管理してもらっていました。
みんなが楽になるバケツセット
この他にも教室にあると便利なのは
嘔吐バケツです!!
【嘔吐バケツの中身】
・塩素系消毒液
・使い捨て手袋、マスク、ビニル袋
・キッチンペーパー、新聞紙、ぞうきん
これは、嘔吐物の処理だけでなく
おもらしの際にも役立ちます!!
担任の先生が片付けをしてくださり、
その間に私がお着替えをさせられるので
用意しておいて良かったモノの一つです。
※手袋、ビニル袋、ぞうきんなどは
何にでも使えるものなので、あると
便利と先生方に言ってもらえました。
養護教諭が楽だとみんなが楽になる
ケガ=養護教諭が全て対応しなきゃならない
なんてことはありません。
1番大切なのは子どもが少しでも早く
手当てを受けて、安心できること。
ケガや病気の悪化を防ぐことです。
がんばりすぎなくても大丈夫な環境を
作ると、みんなが楽になりますよ。
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