マインドフルネス
マインドフルネス。
今この瞬間に注意を向けた状態のことを言うそうだ。
マインドフルネスの状態になることで、心身の健康やパフォーマンスの向上が期待できるという。
「今この瞬間に注意を向ける」というのは、私にとってなかなか難しいことである。
例えば、読書やヨガなど好きなことをしているときでも、
頭の中では、
「今日はどの服を着よう」
とか、
「このあとやる事は・・・」
などとあれこれ考えてしまい、
そのときやっていることに集中・没頭できないのである。
もしくは、過去のことなんかがふとよみがえってきたりして、何か作業をしつつも頭の中ではまったく別のことを考えていたりする。
無心になる、ということが苦手なのかもしれない。
「考えない練習帳」なんて本があったけど、「考えない」ということも「考える」ということと同じくらい、大変で難しくて練習が必要だったりする。
"今"に意識を集中できないのは、食事の時も同様だ。
誰かと話している時はともかく、そうでない時は食べながらあれこれ考えを巡らせてしまう。
お風呂の時は、たまにシャンプーをやったかどうかもあやふやになたり、いま顔洗ったんだよね?なんてこともしょっちゅうだ。
マインドフルネスに関する本を読んでから、少しずつでも余計なことを考えずに今に注意を向ける練習をしはじめた。
もちろん、なかなかうまくいかない。
だけど、何より毎日続けることが大事らしいので、地道に続けてみようと思う。
それにしても、私はどうしてこうも意識を集中することが出来ないのだろうと少し情けなく思ったが、こうしたテーマの本が売れるという事は、程度の差はあっても同じような人がたくさんいるということだろう。
効率重視でせかせかしがちな世の中だけど、ちょっとはマインドフルネスな状態を作って心身の健康に努めたい。
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