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私には永久に天職がない(かもしれない)

今日のタイトル絵は落雑さんです。

響音カゲです。

私は休職していて、今の仕事は天職というのは思い込みだった、という自分のアイデンティティの揺らぎを感じています。どうしてこうなってしまったんだろう。

私の最初のバイトは飲食店で、そこは3ヶ月で辞めました。理由は自分の入る日数をコントロールできなかったこととか、自分の性格が災いする相手の期待の喪失とかだったんだと今考えれば思います。

もともと週3日、土日はどちらかという条件で入ったけれど、気づけば土日は両方、週5日でバイトが入っていて、自分の時間が確保できなくなっていくところをリアルタイムで体感して精神が崩壊しました。

管理職側からしたら空いてるんだったら入ってくれよという感じなんだろうけど、基本的に自由な時間で心のMPを回復している私にとってはフリーな時間を削られていくというのは生きがいを削っているようなものだったし、それで無理している状態が増えていくにつれて無断欠勤したりするようなことも増えました。

上から怒られるというのにも慣れてなくて、無断欠勤して相手から圧掛けられたりしたのが割りと決定打だった気がします。もちろん無断欠勤するのは良くないんですけど、今考えれば私の性格にも多いに問題があったような気がします。

だらしがなくてやる気もなさそうで、最初から期待していない人が思ったより良かった場合には相手を褒めますが、生真面目で期待されてる人が何か失敗したら期待してない人よりも仕事ができていたとしても叱りがちです。面談でかなり緊張していい子を演じていましたが、これが良くなかったんだと思います。さほどやる気も見せずに、言葉遣いも多少間違えて、高校生相応の振る舞いをするべきだったんだろうと今考えれば思います。別にそれでも人手不足の飲食店なら入れたはず。研修ももっと適当にやって良かったと思います。

私はいまだに初対面の相手に対していい子、私はできる子、というか、相手が期待する像を自ら演じる、完璧主義をこじらしたような癖があります。これが後々の自分を苦しめる原因の一つなんだろうとも思います。やっぱりいざ相手を面としてしまうと無理をしてしまう。でもそれは無理だからずっとは続かない。ボロが出たころに相手にちゃんとやれと怒られる。

怒られた時にパニックを起こす癖もあって、割りと正常な判断ができなくなるのでフリーズして、効率がガタ落ちして、次から次へとミスを連発します。こうなると自己評価も他からの評価も終わってるし、メンタルが壊れていく。

それ以降は短期のバイトばっかりやってました。一日とか2日とか、それぐらいの短めのバイトが多かったです。イベントスタッフとか試験監督とか。

大学入ってからは今の会社でプログラミングのバイトしてました。入った当初はほぼなんもできなかったんですけど、徐々に重めの機能の実装とかできるようになっていって仕事が楽しくなる感覚を初めて知りました。

大学出てそのまま就職したんですけど、コロナ禍でずっと在宅になってから徐々に仕事の効率が落ちていったのを思い出します。仕事しようとするけど集中できなくて休憩する、みたいなのを繰り返していくうちに、生活リズムが壊れていって、Non-24になりました。

Non-24は起きる時間が約1時間ぐらいずつずれていくのが特徴で、昼に起きれる時期と昼夜逆転の時期が約1ヶ月弱の周期で出現します。この頃からずっとメラトニン飲んでるんですが、状態で定時に働くのは不可能なので仕事ができなくなって自信を喪失しました。

その後休職に至ります。

まあ、天職だと思っていたものを失って良い挫折になったんじゃないでしょうか。
そのうちもっと合う職場が見つかるかもしれないしね。


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