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どうでもいい事ほど宝物にしようぜ
サンボマスターの「I'm in love 光る海」を寝る前に良く聴いている。2013年に発売した「終わらないミラクルの予感」のアルバムの中に入っているこの曲のピアノは、レキシの池ちゃんこと池田貴史さんが弾いている。
このアルバムは自分の人生にとってかなり影響力の大きいアルバムになった。2013年の10月24日からスタートした「終わらないミラクルの予感ツアー」を皮切りに私の”ライブ遠征人生”がスタートしたわけだから。
そんなアルバムに入っている一番最後の曲が「I'minlove光る海」だ。
ライブでやるときは山口さんの唄、近藤さんのギター、木内さんのカホンのみで演奏される。その光景があまりにも美しくてかっこよすぎて…最初は直視したらボロボロ泣いてしまうのでなかなか向き合うことができなかったのだけど、ちゃんと歌詞を聴きながらライブを観れるようになったときに『寂しさは分け合えるよ』と言う言葉が聞こえてきた。
サンボマスターが人生の軸になった理由は、歌詞の中で紡がれる言葉にハッとさせられることが多いから。それも、ふとしたタイミングで「そうだ」とハッとさせられる。
よく覚えているのが、あまり気にかけて聞いていなかったアルバム1曲目の「ミラクルをキミとおこしたいんです」の中にある「苦しい夜ならもう僕はたくさんだから』という歌詞。新木場のライブで聴いたときに、この言葉が胸の中にスーッと入ってきて、なんて良い言葉なんだと泣いてしまった。
そうやって、自分が生きている中の『必要なタイミング』でハッとさせられる言葉がたくさんある。
そして今は、I'm in love光る海の『どうでもいい事ほど宝物にしようぜ』という歌詞が、日常の足りてないピースを埋めてくれるような言葉になった。
今日も寝る前に聴いてから寝よう。おやすみなさい。
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