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LIGHTHOUSEを見た

Netflixの、オードリー若林と星野源が対談しているやつ

一言で言うと、すごくよかった
彼らは欲しがって手に入れて、その先のことを話していた。

何がいいって、欲しがって手に入れた話ではなかったことだ。
欲しがっていた時のあの時の話、そして、手に入れた後の今の話。
普通語られない、語ろうとしない、語りたくないことを語っていたのだった。

成功者の話ってあまり好きではなくて。彼らは欲しがって手に入れた話をするのだ。「成功した自分」から成功を求めていた時の自分を語るのだ。

「あの時はしんどかったけど」
けどってなんだよ。
「でもそれがなけりゃ今はなかった」
なんだよそれ。

そして彼らは、しんどいだけ思って成功しなかった人を透明化してしまう。それがあまり好きではない。
でも、あの2人は、あのしんどい時をあのしんどさで語っていた。それは本当に助かった。「助かった」という感情だった。

私はまだ求めている最中で、多分、手に入れられないんじゃないかと思ってる。少なくともまだ手に入れていないのだ。
そんな中で先述したような成功者の話って聞きたくないんだよね。しゃらくせぇ、べらぼうめ、って思う。

だから、助かった。
見てよかった。

そしてラストの灯台は、私が25歳最後の日に見た灯台だった。嬉しい。

次、あの灯台を見る時は、私も何かを手に入れたその先を見ていたい。

多分無理だろうなぁ


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