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「私がライティングをしたい理由」〜人とつながる喜び・言葉を通して気持ちを交わす〜

21.2月〜女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)に入会している首藤響子(きょこ)です。SHElikesでライターコースを中心に勉強しているみなさん。「SEO記事でお手上げ」「インタビュー相手が見つけられない」どこか課題に追われる日々になっていませんか。私自身もそうでした。

入会前の「何か変わりたい」気持ち。入会後様々なコースを視聴するも「やっぱり書くことが好きかも」と再確認できた気持ち。自分の中の「書くこと」への好奇心。お仕事に結びつけるにしても書くことに常にワクワクしていたい。

今回の記事は、ライターコースを受けて早く卒業しなくてはと課題に追われるあまり、書くことへのワクワク感がどこかに置いてきぼりになってしまっている方に読んで欲しいです。

インタビューをお願いしたお相手は村尾唯さん。私自身がパートナーシップ関連のお仕事にも興味があったこと、Twitterから見るに頭のキレる方と思ったことが理由です(笑)。インタビューを通して学びが絶対にあると思いコンタクトをとらせていただきました。読んだ方に、「書くこと」に今よりも自分らしく向き合えるようなヒントを届けられたらなと思っています。


<Today’s interviewee▶︎村尾唯さん>

村尾唯さん1

SHElikesをすでに卒業。人材系会社での勤務の傍ら、ライターとして自分の道を切り開いています。SHElikes在籍中は「SHEアワード」受賞。執筆内容は、パートナーシップをテーマにしたコラム・取材記事や企業の採用広報に関わるインタビュー記事など。Twitter(@yui3x9)では、夫への溢れる愛を叫んでいらっしゃいます。

▶︎村尾唯さんのnote


ライティングを学ぼうとしたキッカケ「自己表現と繋がり」

ライター

ーー幼少期から書くことは好きでしたか?

どちらかというと絵を描く方が好きでした。むしろ小学生の時は、漫画家になりたいと思っていました。歌も好きで、何か自分で表現するとか、生み出すことに幼少期から憧れがあったんだと思います。

ーーSHElikesでライターコースを受講したキッカケは?
30代になり、社会人歴も10年目。今の人材会社でのお仕事は楽しい。人間関係に何か不安があるわけでもない。ただ、このままでいいのかなと漠然と思っていました。

ちょうど結婚した時期だったので、これからライフステージが変わっても柔軟に働ける選択肢を探したかったというのもあります。

ゴールが転職なのか、フリーランス独立なのか。明確に決まっていたわけではありませんが、自分が好きで頑張れることをしたいと考えていました。

ーーライターになる前から「書くこと」は意識的にしてきましたか?

ライターさんの記事を読むのは好きでした。中でも「telling,」や「新R25」など人の魅力に迫るメディアのインタビュー記事など積極的に読んでいました。「ライター」の肩書きにも憧れを持っていましたね。あとは「書く」ことに関して言うと、もう何年も前ですが学生時代にmixiで日記を書いていました。

(ーー懐かしい!)

自分が面白いと思ったことをどう人にも面白いと思ってもらえるかをなんとなくその時から意識して書いていたと思います。

▼唯さんがよく読んている記事


SHElikesでライティングを勉強する前は、Twitterでよく発信をしていました。「夫が大好きー」とツイートすると似たような価値観の人との繋がりが生まれます。

言葉を自分から発信することで、共感や疑問を持ってもらえる。自分がきちんと言葉にして思いを発信することで、人に届いて繋がったり、何かしらの意見交換ができるところに「書くこと」の面白さを感じます。


ライティングのやりがい「人に影響を与える嬉しさ」

ライター2

ーーどんな時にやりがいを感じますか?

一番はインタビュイー(インタビューを受ける人)の方にできた原稿を喜んでもらえることですね。

「あんなにとりとめもなくしゃべったのにこんなに綺麗にまとめてくださってありがとうございます」
「しゃべっているうちに自分でも過去の経験とか想いが整理される感覚がありました」

など、その後ろにいる読者の人に届くことももちろん大切ですが、インタビューを受けていただいたご本人にインタビューの時間自体に価値を感じてもらえるとやっぱり嬉しいです。


ーー課題をしてみて感じましたが、書くことって思っている以上にパワーを使います。唯さんの場合、書くことのモチベーションはどこからきていますか?また、お仕事として「書くこと」に携わる際、意識していることがあれば教えてください。

ライティングって想像以上に手間と時間がかかります。私の場合は書くことが好きで楽しいからこそできていると思います。

私に頼みたいと思ってご依頼をいただけることがまず嬉しいです。だからこそ、依頼してくれた方の意図や目的に絶対に応えたいと思っています。会社の採用広報のインタビューであれば「その会社にばっちりマッチする人を採用したい」とクライアントと同じ気持ちで取り組んでいます。

一つひとつの執筆案件には必ず依頼主の意図があるので、それが達成できているのかは気にしています。

自分の書いた記事がどんなふうにシェアされているかをSNSでサーチしたり、クライアントワークの場合は企業様にどんな効果をもたらせたか直接お伺いしたりしています。

自分の書いた記事をシェアしてくれるってすごく能動的な行為だと思うんです。その方の中には何かもたらせたのかなと思うと嬉しいです。

あとは、自分が担当させていただいたお仕事を元に、リピートでお仕事をいただけると次へのモチベーションも上がりますね。


ライティングとは?〜「書くこと」との自分らしい関わり方〜

村尾唯さん2

ーー唯さんにとってのライティングとは?

「人と人をつなぐもの」です。

何かしら想いや情熱を持っている人、魂が込められたサービスを、もっともっと届けていきたい気持ちがあります。

「こんな人たちがいる」「こんなサービスがある」何か世に伝えたいと思っている人たちを自分が媒介になることでその先にいる受け手の方と繋ぐお手伝いができたらなと思っています。

ーーSHElikesライターコース受講中のシーメイトへのメッセージ

期待を最初から裏切ってしまうかもしれませんが、ゴールは別にライターになることでなくてもいいと思うんです。書くとか人に伝えるのは、ライターという職業でなくても全てのコミュニケーションや仕事において大切なことだと思います。学んだことは絶対に何かしらに活かせます。

カスタマーサービスのお仕事をしている人が、お客様からのチャットに答えるというのもライティングですし、社内で企画書を書く、議事録を書くというのもライティングですよね。


自分の目指したい未来がライターという職業とリンクするのであれば頑張ればいいと思うし、全然別の道もあると思うんです。ライターコースを卒業したからライターにならなきゃという焦りは私も通った道です。


SHElikesに入会した人って、何かしら「なりたい自分」になりたいとか、やりたいことを見つけたいと思って入った人が多いと思うんですよね。

せっかく能動的にやりたいと思ったことが「しなきゃならない」になるとすごく苦しいと思うんですよ。だからいつの間にかタスク感や義務感、「なんとかしなきゃ」に自分が陥っているとしたらもう一度「自分がそもそもやりたいことってなんなのか」「私はこれを通してどうなりたかったんだっけ?」と振り返ってみるのがいいと思います。


きょこの編集後記

今回唯さんには、ライティングをしている理由を伺いました。「ライティングって想像以上にパワーがかかるもの」「そもそも好きでないとできないこと」ライティングは相手の期待や、自分の満足するレベルに仕上げようとするとなかなかハードなお仕事なのかもしれません。ただ、自分が書いた記事を見て、共感してくれたり、何らかのアクションを起こしてくれるやりがいは格別なものがある。

書く以前に自分自身の書きたい理由はどこからくるのか。「書く」を通して何をしたいのか。私たちは「やらなきゃ」に縛られて大事な何かを見落としがちです。なりたい自分は何だったか。やりたいことは何なのか。今一度、書くことへのワクワクを見つめる機会になればと思いました。

▼現在主軸となるお仕事探し中です。SEOよりインタビュー記事が好き。
新卒採用経験有り。企業の社員インタビュー興味あります。価値観の合う方と長期的に付き合い、ライターさんのディレクションいつか取れるようになってお力になれたらと思います。覗いてみてください。DMもお待ちしています!


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産後持病悪化の経験から専業主婦7年。現在未経験からのライターをはじめ、在宅×複業フリーランスとして活動中💨ママだからって諦めない!をモットーにママの可能性を広げていきたい思いで発信&奮闘しています✍️ママを応援したい方一緒に、エイエイオー💪💕